Hed Kandiレーベル関係をHDDに入れ始める

Fierce Angels3タイトル

 意外に思われるかもしれませんが、ワタクシ今まで自宅のPCには音楽ファイルを入れておりませんでした。どうしても画像ファイルよりも音楽ファイルの方が容量が大きいし(映像ファイルはそれ以上だけど)、手持ちのCD約1,800枚を入れたらそれだけで莫大な容量を消費してしまいますしね。自分でコンピレーションCDを作ったら、HDDから消去していました。
 世の中のオーディオを趣味とする人達の中にも流行を見せているPCオーディオというものがあります。これはCDをPCに取り込み、PCをCDプレーヤー代わりに利用して、より高い次元で再生を目論むと簡単にいうとiPodのデカイ版を既存のオーディオと融合させるものです。持ち運ぶという機動性は失われても、HDDの容量に応じていくらでも拡張できるし、PCの能力を活かして他の機能を持たせたり(foobar2000といわれるプログラムをインストールすることでチャンデバの機能をもたせてマルチ再生も可能だったり等)、デジタルでの情報の取扱いで他の機器に接続して発展性を持たせたりと、今オーディオ業界では余りにもオーディオ機器が売れないと嘆いているのはこんなところに原因があるのかもしれません。

(↑現在偶然にも555曲)
 また現在では(ワタクシのように無闇矢鱈と)CDを買い求めたりするよりも、ウェブ上で有料・無料問わず配信されている音楽ファイルをダウンロードして、それをiPodをはじめとするMP3プレーヤーで持ち運んで聴くというスタイルが多くなってきているようなので、PCをオーディオとしての機能にも使うのもむべなるかな、と言うところではないでしょうか。
 ワタクシはCDをショップで買って来て(もしくはアマゾンで取り寄せて)、パッケージのフィルムをピリリと破るところから音楽を聴くという行為が始まり、また読みもしないけれどブックレット、歌詞が入ったケースの意匠も含めてCDケースのデザイン、CDそのもののデザインを楽しむものなので、前述したようなウェブ上でダウンロードして来た音楽ファイルを楽しむ、というスタイルは馴染めないのです。
 しかしながら、何度も当ブログで取り上げているHed Kandiレーベルの作品群ですが、枚数が2・3枚含まれるものが30タイトルを越え、また同じ系列のFierce AngelsやDimitri from Parisのコンピレーションといったディスコ・ダンス系のアルバムが増えるにつれて同じ曲のミックス違いがあちこちで収録されていて、それがどこに入っているのか覚え切れなくなってきました。
 またそれ以上に以前Shannonの『Let the music play』という曲が好きで、アマゾンでCDを探してベスト盤を探して取り寄せたその週の日曜日、また別のコンピレーション・アルバムを聴いていたら何とその曲が収録されていたり、結構ショックでした。
Shannon『Let the music play』

 結局数えてみるとこの曲は手持ちで4つほどのアルバムに収録されています。まぁ、本人(Shannon)のアルバム自体は楽しめるものだったとは言え、これではいかんとばかりにHed Kandi関係のCDをiTunesを介してHDDに収録して曲検索できるようにデータベース化することに踏み切ったのです。これも少し前にHDDを増設できたお陰なんですけれどね。
 手持ちのCDを全て収録するのは恐らくかなりの日数と手間が掛かるので非現実的と判断し、とりあえずHed Kandi関係のCDだけをリッピングし始めました。今30枚ほどあるうち、20枚ほど終了しましたが、これが終わったら他のダンス系作品群も収録しようと思います。PC任せとはいえ結構な手間が掛かりますね。