北極会2009年最後の回〜前編〜

イクラおろし

 ワタクシが参加・主催する定期的な飲みの会としては『にこけん(日本煮込み研究会)』、川崎・横浜方面に遠征する『元・川崎探検隊(現在では川崎がメインではなくなってしまっているので特に名称はない)』と共に『北極会(千住をめようとする』があります。にこけんの活動も暫らく落ち着いて来ましたけれども次期開催も決定し、横浜方面はなかなか次が決まらずヤキモキしている中で(もう決定したけれど、つい先日)、北極会もそろそろやっておかないと、前回開催(10月末)から次までが長くなってしまうなぁと思っていたところ、不意に思い立って集合メールを送りました。
 先週後半に急遽開催予告をした割には嬉しいことに参加者が思い掛けなく現れまして、今回はNさん、Snowさん、Yちゃんとその従妹のYちゃん(頭文字だと同じですね)、そしてワタクシの5人。そろそろ気忙しいこの時期によく集まってもらえました、ただただ皆様には感謝です。
 いつものように仕事の後都営新宿線で北千住へ向かうのですが、今回は会社の先輩と北千住まで行くことになりました。この方は北千住の少し先の駅を利用しているので、ついでがあれば北千住で飲むことも多いのです。通常通り電車を乗り継ぐと集合前の一時間程を潰さなくてはなりません。そこで、何度か訪れている焼き鳥の『石井』さんへ行くことになりました。久し振りなのでかなり楽しみにしていましたが、運良く座ることが出来ました。17:50のことです。次に入ってきたカップルで満席ということで、コチラのお店の人気の程が窺えるでしょう。ワタクシは瓶ビール(エビス大瓶)で、先輩は生ビールで乾杯。仕事の疲れか、席を無事確保できた安心のためでしょうか。
 その後に飲み会が控えているので、軽くのつもりですけれどもレバー(絶品!)をレアで焼いてもらい、グラスを傾けると時間潰しのつもりでも普段通り飲んでしまいます(苦)。ほろ酔いになってきた時にYちゃんからメールが入り、もう北千住にいますかとの確認です。電話を掛けて場所を教えると少ししてやって来ました。既に満席で入れませんでしたが、隣りの方に少し席を詰めてもらって無事に合流。他はもう少し送れそうだということで、ここでもう少し飲むことにして、珍しい鹿の肉やガツ刺しも届きました。ビールから焼酎に切り替え、先輩は『明るい農村(芋焼酎)』の限定版『鼻つまみ』を、ワタクシとYちゃんはこの後のことを考えて『海(芋焼酎)』を半分に分けて飲みました。半分とはいえコチラのお店の焼酎はロックグラスにタップリ入ってくるので問題はないのです。
 結局ここで集合時間を過ぎて30分ほど飲んでいましたが、そろそろということでお会計してもらいました。
 先輩と別れて、二人は皆の集合を待ちます。駅から近いところで集まりやすい場所というのは限られてきますが、以前から目を付けていた立ち飲み屋さんに行ってみることにしました。『洗心』というお店です。ガラリと扉を開けるとお客さんの男性比率100%ワールド。対して女将さんと店員さんは女性だけという面白い空間でした。
 最初に¥900を払ってプラスチックの札を三つ買い求め、これが一ヶ¥300のチップになります。*1

 ウーロンハイを注文し、軽く飲むつもりがそこそこお腹も落ち着いているので、さっきの焼き物の脂をサッパリさせようと大根おろしを使ったものを、とイクラおろしとこれは珍しいナスの生姜焼き。見ていると(カウンターだったもので丸見え)、薄くスライスしたナスに僅かにこま切れの豚肉を足してフライパンで炒め合わせるというもの。醤油がやや濃い目なのはおつまみにピッタリです。豚のコクが足されることによって野菜だけの炒め物に深みが出ます。大根おろしは狙い通りにスッキリさせてくれましたところで、Yちゃんに連絡が入り親戚のYちゃん登場。今回北極会デビューなのです。お住まいは近くはないそうですが、お勤めが近いので参加とのことで、北千住にもかなり親しみがあるようです。
 同じく¥900を払って、ドリンクを注文すると我々二人もなくなっていたチップを追加しようと迷っていると、隣のおじさんがここからは¥900でなくていいんだよ、とアドバイスをくれました。どうやら最低価格¥900とお店側が設定しているようです。*2少しアルコールも入り、話しをしながら和んできたところで、またしても連絡が入りNさんが到着したようです。急いで残った料理とお酒を片付けて駅前に急行しました。

*1:料理もドリンクも基本的に¥300のようなのでこれを使い切った後は、再び¥900を払って・・・ということではなく、¥300ずつ追加することが出来るのが判ったのは後でのこと。

*2:使い切れずにお釣りとして換金するのは望ましくないとの旨の断り書きがしてありました。