横浜遠征2〜太田町・相生町方面〜

虎屋酒店・店内より

 『2本で30円のねぎま』を堪能した後、二人は今度は関内駅を挟んで反対側の海側である太田町方面に向かいました。ワタクシが調べて来たのはどういう訳か全く見当違いの地図を引っ張り出してきたらしく、Mさんが携帯でネット検索した結果、こちらの太田町に懸案のお店(大袈裟!)があることが判明したからです。伊勢佐木モールから地下道に繋がる入口があるので寒がりのMさんの主張で地下道を通っていくことにしました。ワタクシは地下道に入るのは初めてのことです。階段を下りていくと、ただ単に道路をくぐるだけではなく地下街が広がり結果的に地下鉄の関内駅まで続いていました。

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 地下鉄に乗る訳ではないので目的地に近いところで地上に上がりますと、まだ道半ば。結構中途半端なところで出てしまったので*1、大通りに出て海に向かう形で歩きました。思ったよりも駅からは近くはないように感じましたが、JRの駅からストレートに辿り着けば5分ほどと思われます。

 我々(特にワタクシ)が探していたのはこちらのお店、『じぃえんとるまん関内店』さん。上大岡の『じぃえんとるまん』さんを訪れたのはおよそ一年前の今年の一月末。その時はイタイ思いもしましたが、それは別に『じぃえんとるまん』さんのせいではないので(; ̄ー ̄A
 無事に見つかって早速店内に入ることにします。

 上大岡と同じスタイルで黒板にびっしり書かれた豊富なメニューはどれも格安のお値段です。写真右上の方が斜めに黒っぽくなっておりますが、気にしない方向で。何でかは判りませんが、指が写ってしまったのか?影ではないことは確かです。ヘ( ̄- ̄へ)〜〜心霊現象なんでしょうか?^^ニャハ

 ワタクシは再び生ホッピー(中¥300)とまぐろ刺し¥200、Mさんはハイボール¥250とえんがわの刺身¥300のほぼワンコイン価格で楽しみます。まぐろは上大岡を訪れた時と比べると較べるべくもないですが¥200でこれだけのボリュームがあれば文句を言ってはいけません。写真では比較的明るく写っておりますが、これは右手にお酒類の入っている冷蔵ケースがありそこの灯りが照らしているからであって、お店自体はそれほど明るいわけではありません。
 今回訪れた時は、もろにサラリーマンという感じのお客さんが多かったですが、比較的店内は空いておりました。もう20時半を過ぎていたため夕方の混雑は収まっていたためでしょう。店員さんは外国の方なのか判らない言葉でしゃべっていました。お店の雰囲気も上大岡とはチョッと違うように感じました。
 いずれにしても魚がメインの、非常に廉価でアルコールを楽しめるお店としては貴重なお店です。もう一軒新杉田にもあるようなのでもし機会があれば行ってみたいですね。折角来たのだからまだもう少し居たい気もしましたが、今回は軽くここで〆。キャッシュオンなので先払いでサッと帰れるのが立ち飲みの良さ。

 ようやく探していたものを見つけられたという達成感からなのか、満足して駅方面に歩き出したのですけれど、通りの向こう側にも何か気になるお店があります。我々は二人でいるとチョッとしたことでも直ぐに確認したがるのでワタクシがここでは主張して通りを渡ってみました。『酒屋』と書かれているのでてっきり『角打ち』スタイルの酒屋さんが経営しているお店かと思いましたが、どうやら違うようです。Mさんが外のメニューを見て入ることに決めたようです。*2

 暖かい店内は予想を全く裏切るシックな雰囲気。高い天井はスケルトンのままで会話の邪魔にならない程度のボリュームでJazzが流れています。どこが酒屋やねん!とツッコミを入れたくなるほどのギャップで先客は二人。美人ママさんとの会話の流れからして常連さんのようです。こういうお店ではバーボンが定番ですが、今回は珍しくヱビスのドラフトで琥珀ヱビス¥430があるのでそれを頼むことにします。Mさんが初めてということなので、そちらと比較するために譲って、ワタクシは黒ラベル¥320にしました。共にバーで使うピルスナーグラス(ゴブレットタイプ)入りですから小ジョッキぐらいでしょうか。
 飲み比べてみると琥珀ヱビスの方がコクがありながら甘みがありスルスルと入って行きます。比較しては可哀想ですが、黒ラベルは重い印象になってしまいました。他にも基本的にはショット売りのバーといった感覚で複雑なカクテルはやらなさそうですけれども、また非常に気に入ったお店を見つけてしまいました。

 時間も大分過ぎて、関内ではもう四軒回ることが出来て満足したので、野毛方面に向かうことにして歩き始めました。最初は居酒屋さんかと思ったら『らっきょ』という名のスープカレー屋さん。まぁ飲んでいる時にカレーは食べたくないかなとパスしましたが、とっても良い匂いがしておりました。さすがにスパイスが効いているのでしょうね。先程飲んでいた辺りから離れるに従いお店もまばらになってきましたが、逆にお店の明かりがポッカリと浮かぶようです。
 『浜一番』というお店が目に留まりました。行ってみると焼き鳥屋さんのようで煮込みも自慢の一品のようです。賑やかな店内は窺い知ることが出来ませんでしたけれども、入口付近までお客さんが居ましたので、繁盛しているのは間違いなさそうです。今度は早い時間に行って見たいものだと思いました。

 そろそろお店も切れてきた頃に夜景のキレイな辺りに出ました。ランドマークタワーを見ながら左手に曲がって橋を越えるといよいよ野毛の街に出ました。

*1:4番出口が都合が良かったのに8か9番出口で出てしまった

*2:彼は目が悪いので屈んでいるだけで飲みすぎで気持ち悪くて屈んだわけではない