池袋☆ナイト

豊田屋@池袋

 にこけんの新年会。いつも通り仕事後に都営新宿線船堀駅から市ヶ谷で乗り換え、有楽町線で池袋へ。乗り換えで通過はしていますが池袋で飲むのは久しぶりのこと。以前は東武東上線沿いに住んでいたこともあり、かなり懇意にしていたのに、今では『あら、お久し振り。しばらくじゃない?』とスナックのチーママから言われるかのごとく、この地を訪れると余所者がお邪魔している感覚に囚われます。

 不慣れな地で地下からどこに出るのか判らないまま地上に出るとそこは南口のメトロポリタンの辺りに出てしまいました。うーん、以前よく使っていた駅なのでここに出るとはあまりにも不本意です。まぁ気を取り直しながら、早過ぎる到着に、誰か居ないかなとエスカレーターを昇りながら楽笑さんに電話をしてみると既に池袋に到着していることが判りました。駅前で池袋駅の写真をパチリ。後で記事で知りましたが、グルメッチー☆さんがほぼ同じアングルで写真を撮っていたのは驚きました。きっとすぐ近くで撮られたのでしょう。
 現在位置を確認しすぐに今回の会場である『手前みそ』の近くで合流。まだ開始の時間まで一時間近くあるのでどこかで時間を潰そうということになりました。

 色々と紆余曲折もあり、結局落ち着いたのは会場のすぐ近くに三軒ほど店を構える豊田屋さんというお店。一号店ということですが、チェーン店のような感じはせずに非常に好感度の高いお店でした@ワタクシ的に。
 こちらのお店はもつ焼きのお店ですが先日の赤羽の『八起』さんのようにマイクで拾い上げたお店の中の音声がスピーカーで流されているのが特徴。それはまた実にリアルで、お店の中から入ろうか逡巡しているお客さんを呼び込むのに非常に効果的に役立っていました、




 時間もそれほどないことですしさっさとホッピーを注文し、つまみに選んだのは好物のレバ刺し¥600。場所柄少々高いのは仕方がないのでしょう。豚のレバーです、ポン酢というよりは酢醤油のようなタレにトップリつかって届けられます。レモンが添えられ色合い的にも鮮やか。プリプリした食感はなかなかのもの。
 お店の大将もコワモテながら気さくで、お客さんが帰る度に、お店の要所にぶら下がったマイクを握って『ありがとうございます』などと声を掛けます。目配りを忘れないこの姿勢はさすがのプロですね。
 久し振りの楽笑さんとのツーショットでの飲みでは普段話せないようなことや、最近はすっかりご無沙汰していたような話をさせて頂き、時計を見ると集合時間の5分前ですのでお会計をしてもらいました。
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 本番のにこけんの新年会が終わり、二次会としてカラオケに行くということで、ワタクシは皆様の後姿を見送りつつ行きたい所がございました。これからの期待に打ち震える心は皆様と同じでございます、決して、決して皆様と離れたい訳ではないのでございますが・・・











 さて独りになったワタクシは、駅の南の方に向かいビックリガードをくぐって東口に出ました。池袋は東口が西武鉄道グループの西武百貨店やパルコ、西口に東武百貨店があり、慣れない方々は口々に不満の声を漏らしますが、これは地理的な事情、鉄道の線路事情がありますから一度地図をご覧になると理解しやすいでしょう。
 ガードをくぐると、目の前に出現したのはジュンク堂。元々は関西発祥の書店ですがいまや全国展開しているらしいですけれども、お見掛けしたのはこちらが初めて。まだまだエスカレーターを昇るお客さんの人影は沢山あってさすがは大型店舗というところでありましょうか。今度改めて訪れてみたいものです。



 訪れたかったお店はこちら、『みつぼ 池袋店』さんです。みつぼさんは江戸川橋本店高田馬場店とお邪魔しましたが、こちらで今のところ全店制覇なのです。どんなお店なのか入る前から期待で胸が躍ります。

 お店の中はこんな感じ。江戸川本店は『みつぼ(三坪で始めたのがその名の由来だそう)』と言われるだけあってあまり広くはありませんが、高田馬場ともまた一味違ったお店の作りです。高田馬場の凄まじいともいえる活気とも違いますが、ここはこれで良い具合です。また訪れた時間がややピークを過ぎたためなのかもしれませんけれども。


 ワタクシの目当てはこうしたもつの刺身盛り合わせ。左から時計回りでコブクロ、タン、レバー、ガツ、ハツといったフルラインナップ、オールスターは魅惑の一品。これが食べたくて来るお客さんも多いのでは?時間的にはもう22時近いのですけれど、まだそのプリプリ感は失われておらずに、満足できるものでした。いやぁそれにしてもチェーン展開しているお店を毛嫌いしているかのような当方ですけれども、こちらのお店は各店それぞれに特徴があって面白いですし、ハイレベルな中で競っているというのは素晴しいことだと思います。