北極会新年会のはずが・・・

北千住の夜のひとコマ

 さてさて、ひと月からせいぜいふた月に一回は開催するようにしている北極会(北千住を極めようとする会)です。今年も元気に行きましょうとばかりに、集合(メール)を掛けましたが、年末の忙しさも尾を引いているのかなかなか返信メールが来ません(泣)。しかしながら皆様、仕事を持っている身ですからその日にならなければ判らないという事情も良く判るのです。ですからまぁ、確実な線だけでも拾って開催しようということで、昨日の21日に日程を決めて連絡メールだけはしました。

 先週の『にこけん新年会@池袋』の際に北極会のメンバーでもあるRちゃんとぽぱいさんと隣り合う機会があり、その場で北極会の話になりまして思い切ってぽぱいさんもスペシャルゲストとして参加しませんかとお誘いしましたら、偶然その日はスケジュールが空いているとのことで堅く約束を交わしたのでした(大袈裟)。
 北極会の集合時間はいつでも定時なのですけれども、いつも忙しくなさっている皆様のこと、時間ピッタリに集まれるメンバーは少ないのです。それでも唯一早めに仕事が終わるワタクシだけはいつも早く乗り込んでおります。今回も時間を潰しながら集合場所に時刻少し前に居ると、ぽぱいさんが集合時刻5分前にやって来ました、ありがたいことです。実はスペシャルゲスト扱いですからどこにお連れしようかとかなり悩みながら事前にこういう横丁をリサーチしていたのです。

 待っていても皆さん遅れて来たとしてメールなり電話でもして来るだろうと、一軒目の『大はし』を目指して歩きました。ぽぱいさんは『にこけん』の中でも行動派ですからある時、、誰が言い出したか*1『東京三大煮込み』と言われる森下・山利喜、月島・岸田屋、北千住・大はし(敬称略)を一晩にして全て制覇するという偉業を成し遂げた人物ですから、もちろん『大はし』さんはリサーチ済みですが、我らが北極会もやはりここに来たら途中に行っておきたい名店としてインプットされているので、まずは向かうことに相成りました。

 外観の撮影もそこそこにガラリと引き戸を開けるとそこはいつものように相変わらずの賑わいを見せております。先に待っていた女性二人連れの後の我々ですが、いつもの4・5人の北極会と違い少な目なのでしばらく店頭の待機用の椅子で待ちます。ひっきりなしに後からお客さんが来ていますが、一人客には待たせるものの3人以上のお客さんには様子を見ながら今しばらくは無理、と声を掛けております。
 少し待つこと7・8分でしょうか席も空いてカウンターの端に席を設けることができました^^(嬉)。
 我々が選んだのはもちろん、この店の名物である煮込み。こちらのお店では牛にこみ、というのと肉どうふどちらも¥320が名物ですが、ワタクシは常連さんであり今やワタクシの居酒屋の師匠でもあるAさんから教わった『豆腐だけ』というある意味裏メニュー(結構常連さんの中では普通)を教わり、ワタクシ的にはむしろ『豆腐だけ』でこちらの煮込みを堪能できるというスペシャルなメニューですのでそれを頂きます。ぽぱいさんは基本の『牛にこみ』を注文。2人合せて『肉どうふ』x2人前という基本メニューですからお店としても全く問題なし。この日は壁にズラリと張り巡らされたお品書きの中から、もはやブランドである関アジもチョイス。瓶ビールを2人で分けて乾杯しましたが、軽めのメニュー構成。
 
これにはワタクシの秘策があるので、いささか少な目のつまみのようですが煮込みの相変わらずの旨さやお店の旦那さん、若旦那さんの機敏な動きに目を奪われつつ静かに、それでもしっかりと焼酎梅割りや、炭酸割りを頂いて、次に向かうお店の算段をしていたのです。
 炭酸割りに切り替えようと残ったビールを飲んでいるともう一人遅れて来るRちゃんからメールが入り遅れながらもこちらに向かうということで、次のお店がある南千住で待ち合わせるように返信しながらも、やはりこの『大はし』さんは素晴しいの一言に尽きるということでぽぱいさんと意見の一致を見たのでした。時間的にも良いタイミングでお酒も無くなり北千住からJR線で一駅、南千住へと移動する2人でした。

*1:恐らくワタクシのひいきの太田和彦氏だと推測されますが