浅草☆昼歩き4〜千束通り・吉原〜

ひさご通りから千束通りの起点

 ほぼ書き上げたところで、それを消してしまったので本日はテンション低めです、あしからず。
 ひさご通りを出ると、そこからは千束通りとなります。一年前には見掛けなかったような大規模な工事が行われております。

 ワタクシ個人としては再開発という名のこうした、都市化はこの町には似合わないような気がします。もちろんワタクシは部外者ですし、この町に根差しているのではないので、住んでいる方、これから住む方からすると必要なことなのかもしれませんが。

 他の町、例えば両国でも見掛ける『江戸っ子』という居酒屋さん。なんと24時間営業のお店です。『江戸っ子 本店』ということからすると何らかの関連があるのでしょうか?渋谷の『山家(やまが)』という居酒屋さんも24時間営業ですけれど、終電を逃しても大丈夫という安心感が嬉しいものです。

 更に北に進むと、通りは少し右に斜めに湾曲し先程の再開発の波に飲まれることなく、目当てのお店を発見。以前見掛けて、驚異の¥250弁当ということで印象深い『デリカ ぱくぱく 千束店』さんです。その後何度かTV番組で取り上げられているのを目にしました。
 以前訪れた時に気になっていたミートボール¥30を探しましたが、見当たらずに店員さんに聞いてみると販売終了とのことで残念。それにしてもコロッケ¥20、チキンカツ¥150というのは安いですね。コロッケ¥20とは自分で作るよりも安いのではないのでしょうか?

 少し北に進むと横丁に入ってみることにしましょう。千束とは言っても、まだ浅草5丁目ということで、浅草のはずれのほうでしょうか。

 『スナック マチカド』というお店。その名の通り、路地の角にあるお店です。ご近所さんの社交場なのでしょうか?

 ここでもワタクシの好きな感じの居酒屋さんを発見。『もつ焼き、牛にこみ』が売りの森田屋さんというお店。ホッピーの幟がはためいて非常にそそられますが営業時間前なのが残念。今度営業時間に来て見ましょう。この辺りはアクセスが悪いのですけれど、都営バスが便利ですかね。

 角のサークルK前から左を見て。今回はいつもバッグの中で邪魔物扱いだった花型のレンズフードを付けてみました。非常に太陽光が強く、それを遮る役割があるようです。普段使ったことがなかったのですけれど、今回は役に立ったようです。

 今度は右を見てみます。こちらは順光ですから問題なく綺麗に撮ることが出来ます。ここら辺から吉原という街になってくるようで、鮮やかな看板が街に彩りを添えています。

 少し進むとその中心街ともいえる通りに出たようです。『迎賓館』というのは海外からの要人を迎えるのに使われる場所ではなかったでしたっけ?

 次の通りも同じようにその筋のお店が立ち並びます。ワタクシのいる側にはボーイさんが入口に立つ喫茶店が幾つかありこんなところでお茶を?と思いつつも、次の瞬間ピンと来ました。お客さんのための案内所の機能や、お店に混雑しているかどうかの確認をし、その場合には待合のような機能も果たしているのかもしれません、あくまでも推測ですが。

 『ら猿手』と書かれた看板、『ら さるーて』と読むようです。たしか『サルーテ』とはイタリア語の乾杯の意味で使われるのではなかったでしたっけ?そこから推測するにイタリアンのお店なのかもしれませんね。

 ここまで来るともう日本堤消防署がある角まで来てしまいました。ここは確か土手通りとか言うんでしたっけ。あまり人通りもなくヒッソリと夜を待ちわびているようです。

 左に行けば吉原大門、右に歩くと地方橋の信号があります。地方橋の読み方はどうも覚えられなくて信号のところに書いてあるローマ字でいつも『Jikatabashi』だなと認識します。そして直ぐに忘れるのですが。『ちほうばし』ではないのですね。

 これがその地方橋の名残なのでしょう。今現在では川なのか堀なのかは判然としませんが、埋められているようで地続きなので橋としての機能は果たしておりませんが。カメラを向けていると近所の方が不思議そうに見ていました。