久し振りの大森行き

葡萄屋さんの彫像

 数週に渡ってアップして来た記事でありますけれど、浅草・南千住にはもう毎週のように訪れていたので読んで下さる皆様方におかれましては、いい加減飽きて来つつあると思いますけれども、かくいうワタクシももはや記事にすることもあまりなくなりつつあります。しかしながら実際行ってみましたので、一応ほんの少々記録として残しておきたいと言うのも心の片隅にあるのです。回りくどい前書きはこれぐらいにしておきましょう。

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 この日は先週、先々週に引き続いて浅草を散策することにしました。鶴見・川崎・蒲田と巡って来たというのに、我ながら呆れる位の散策の衝動に駆られております。とはいうものの、これは帰宅して写真を見ながら記憶を整理し、このようにブログに記事として起している時に気になった点を確認したいという、ただそれだけなのですけれども。遠くならこんなことは毎週のようには出来ませんが、浅草・南千住辺りならもうワタクシの散歩コースとなってしまいました。

 もう何度も色々なコースを試しているので、それほど回り道をせずに最短距離のルートを選ぶようになっています。しかし、本当の最短距離であれば吾妻橋を越えるのが理想ですけれども、人混みというファクターを計算に組み込むと、それほど最適化されたルートでもないので今回は思い切って言問橋まで隅田公園隅田川に沿って土手沿いを歩くことにしました。言問橋を渡りながらパチリ。これから春になると桜の名所としても有名なこの場所ですけれど、この日(2月21日)は梅まつりということでした。梅も冬を乗り越え可憐な姿、そして桜を心待ちにしている大多数の日本人の心無い、梅を見て早く桜が咲かないかと言うコメントを聞くにつけ梅に若干の同情を禁じえません。
 言問通りを進みながら、チョコチョコ面白そうな場所を見つけてはパシパシレンズを向けなんとなくそちらの方向に向かいますが、やはり競馬をやらないワタクシにとってはかなりハードルが高く、立ち飲み兼酒屋の大瀧さんの店内に入りはしたものの、立ち飲みスペースには入ることが出来ずに*1、結局この間見掛けたやきとり¥50のお店『浅草 ライス』さんをお邪魔しました。写真は入る前に何度も躊躇して、TX(つくばエクスプレス)の浅草駅近くで見つけた、千束にもあるお弁当¥250の『デリカばくばく』さんです。

 この間見つけた焼きとり¥50のお店、『大衆酒場 浅草ライス』さんをお邪魔しました。
 こと日曜日に限って言えばこの街では昼間から、というのは当てはまりません。15時過ぎに入って既に先客が居ります。レバ刺しをつまみにホッピーを飲めばやがて至福の時が訪れます。他にも幾つか系列店があるそうで、そうでなきゃこのお値段では無理だろうなと、納得。帰り際にお会計の金額と頭の中の計算が300円ズレていたのは、おそらくお通しが出てこなかったせい?そんな疑問を持ちながらも雷ゴロゴロ会館の脇の道を北に向かいながら南千住に向かいます。

 ふぐ・活魚の『かねまん』というお店の外に並べられた鉢植えの梅も綺麗に咲いていました。天気が良ければもっと映えたのでしょうが、これぐらいでもその可憐さは引き立ちますね。その界隈は少々飲み屋街チックになっていて今度は夜に来てみたいです。

 更に北上し、またしてもやって来た丸千葉さんで、赤魚の粕漬け、厚揚げ煮とつまんであっさり帰還。この日はようやく11,000歩を越えて目標達成。最も今までも万歩計をつけていなかったか壊れていたので計測できなかっただけで、それほどの疲れは感じませんでした。それにしても、万歩計・歩数計で検索するとヒットした記事の中で5万歩と言うのがありましたが、本当かなぁとやや疑問に感じました。ワタクシが歩いたのは飲んでいる時間を除いて3・4時間ですからこの5倍となるとただ脇目も振らずにひたすら歩いて、と言うことなのでしょうが、それで何が面白いのかということ。まぁ余計なお世話ですからね、このような街歩きだって興味のない方にはなんとも言いようがないものでしょうから。
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 さて長いプロローグはおしまい、本題に行きましょう。でも既にここまででパワーダウンなので次回持越しの雰囲気濃厚なのですけれど。

 暮れる前にやって来ました、大森駅池上通りに面した西口とでも言いましょうか。呑兵衛というお店は本所吾妻橋の駅近くにもありますけれど、確か庄やと同じ系列のお店だったような。その昔は別のお店だったような記憶がありますけれども。庄やさんはこの大森に研修センターがあったりして馴染み深い街なのかもしれません。

 下り坂になった池上通りを下り切ると、東側に抜ける高架のトンネルがあります。そこを素通りして更に進むと、道の向こう側に証券会社や銀行のある辺り。そちら側に渡り環七方面に歩くと一本目の道が右にうねって坂道となっています。ここが一部で有名な闇坂(くらやみざか)です。個性派女優の『片桐はいり』さんがこの辺りにお住まいだとかで、かなり前にタモリと話をしていました。もう何年も昇っていませんが、この先に地酒の豊富に揃ったお店があったと記憶しています。今はあるのでしょうか?

 時刻はまだ17時40分、これからが本格的な夜の帳が下りてくる頃です。さてその前に少し池上通りを散策して見ましょう*2

*1:実は競馬中継を聞いていると頭が痛くなるので苦手

*2:やっぱり力尽きたか