北極会・個別面談(丸千葉・大統領)

上野・大統領にて

 春の三連休最終日の月曜日の昼間。遅めの朝食の影響で、昼時になってもそれほど空腹感を感じずに、軽くつまみを作って昼酒をして、少し前に購入したスパイ大作戦(ワタクシ達の世代にとっては『Mission:Impossible』の方が馴染み深い気がするのですけれども)のDVDを観ていました。
 すると、北極会のメンバーであるNさんからメールが来ました。『何処で飲んでいますか?』とのことで、昼間から飲んでいることがバレバレです(苦)。まぁ実際にはお店ではなく自宅でしたので、メールのやり取りをして出掛けることにしました。

 行き先は、ここのところ毎度お馴染み日本堤の『丸千葉』さん。日曜・休日でも昼の二時から営業されているのでこうした場合非常に助かります。
 双方の住まいからほぼ等距離の蔵前の交差点で待ち合わせをすることにして、ワタクシは蔵前橋を渡ります。前日までの大風は止みましたが、天気が良い割に気温が上がらずに橋を渡る風に少々肌寒さを感じます。橋のこうした高欄(手すり部分のこと。今回初めて知った)のところには、この写真のように鋳物が使われていますけれども、最近気がついたのですけれども、これが橋ごとに意匠が異なるのです。この蔵前橋では黄色の塗装がされていて『松に船と女性』の意匠が施されていて、今調べて見ると、この蔵前橋が掛けられる前にはこの地に、『富士見の渡し』という渡船場があったそうで、これがモチーフになっているようです。また中央部分には張り出し部分があり、そこには力士のレリーフがありました。

 約束の時刻前に来ていたようで、ワタクシも5分前到着で無事合流できました。揃ってそのまま北上し、丸千葉さんに到着すると、あれま、この日は意外や意外、すんなり席がカウンターに確保出来ました。焼酎のボトルがまだ残っていたのを出してもらい、ワタクシは緑茶割り、Nさんはホッピーでスタート。刺身三点盛り¥800は海老、マグロ、となんだったか、もう忘れてしまいました。
 残念ながらジャンボメンチカツがなかったので、代わりにカキフライ¥500を注文。初めて頼みましたが、これまた立派な牡蠣でございます。名物のかき鍋に使われている牡蠣のサイズと同じようです。
 残っていた焼酎もボトルに3割ほどでしたので中身だけを追加して、話をしているうちにいつの間にやら店内は満席。いつも顔を見掛ける常連さんも揃い始めています。

 そろそろ河岸を変えようということで、話のついでに出て来た上野のガード下の『大統領(本店)』さんに行くことにしました。何だかんだで久し振りなのです。
 向かいの焼き鳥屋さんがいつの間にか改装して黒くシックな外観に変わっています。辺りのこうしたオープンカフェ形式(笑)の飲み屋さんはどこも満杯のようです。運良く帰るお客さんの後釜に入ることが出来ました。新店のほうが広いのですけれどこの日は行列が出来ていて本店の方がすんなり入れました。

 ここで改めてワタクシはマッコリ(農酒)を、Nさんは緑茶ハイを注文します。写真は厚揚げの串焼きなのですが、こちらの焼き物は炭火焼きでワタクシの好きなタイプです。他にもNさんには珍しく(Nさんは非常に少食)、馬肉の燻製や塩らっきょう、ガツの和え物なども追加し濃いめの緑茶ハイを二杯飲んで次第に酔いが回り始めました。ワタクシもマッコリを三杯ほど飲んでトイレも近くなり、早めに地元に帰還することとなりました。