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ここ数日、注目キーワードの欄に『マルコム・マクラーレン』の名前が表示されていたので、何ごとか?とクリックして見ると、4月の8日に亡くなったとの訃報の記事だったのでした。氏の功績として挙げられるのは、『Sex Pistols』の売り出した元マネージャーであり、パンク・ファッション、パンク・ロックの一大ムーブメントを引き起こした仕掛け人であるということ。
しかしながら、ワタクシは元々HM/HRは好きですけれど、パンク・ロックは疎かったので、氏の名前を知ったのは、かなり遅くなってからのこと。学生時代にL&MというタバコののCMに曲が使われていたからなのです。
YouTubeよりRockin' Waltz
ギターにJeff Beck、ベースに元ParliamentのBootsy Collinsをフィーチュアし、サンプリングのネタにJ・シュトラウスの『美しき青きドナウ』をネタに使用するという意欲作。これは非常に衝撃的な作品でした。
M・マクラーレン氏が亡くなったこの時期に、そのJeff Beckが来日しライブ公演を繰り広げているというのは、単なる偶然を越えている因縁を感じるのはワタクシだけではないはずです。
リビング・レジェンドと化したJeff Beckはロック・ギターの世界では三巨頭と言われ、Jimmy Page、Eric Claptonと並んで崇められていますけれども、ワタクシはJeff Beckのプレイはあまり好みではないのです。でも先述した曲での彼のプレイはとても好みにフィットするのです。
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以前、これまで集めてきたCDの目録を作ろうかとエクセルでデータベースを作って、アーティスト名とCDのタイトル、曲名、購入日、金額と打ち込んでいたのですけれども、ある日間違えてそのデータを消してしまいました。それ以来、二度とやり直そうとは思いませんでしたが、iTunesを使えば音楽データの取り込みと同時にそのデータベースは簡単に出来上がります。しかしながら、ワタクシは音楽ファイルでHDDを圧迫したくないので、データベースだけを作るために、CDを読み込ませて音楽ファイルだけを消去、というのもなんだかなぁと思いつつ、上手い手が思いつきません。
それでもふと昨日の休みに、所有するCDの枚数を数えてみようと急に思い立ちました。CDのタイトル数イコール枚数とならないのが難しいところ。Hed Kandiレーベルなどは1タイトルにつき2枚から3枚入っているので、タイトル数よりは実際の枚数が多くなります。
それがタイトルの数字です。おおよそ1,800枚ぐらいだと思っていましたが、予想よりやや少なかったです。これにはCDシングルや知人・友人から融通してもらったCD-R、は含まれて居ません。こうして一度数えて記録しておけば、今後増えても、従来通りに購入するたびに記録しておけば枚数も判るというものです(嬉)。
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それで、先週購入したもの。
Cherrelle/Fragile R&B ¥1,566
- Fragile... Handle with Care
- I Didn't Mean to Turn You On
- Like I Will
- I Will Wait for You
- Who's It Gonna Be
- Stay with Me
- When You Look in My Eyes
- I Need You Now
アマゾンにて注文、翌日配送。リマスター盤でした。アマゾンでのカスタマーレビューでは、評価が大きく食い違いをみせていて『期待を大きく裏切られた一枚』という評価もあったので、少々懸念していましたが、CDプレイヤーのプレイボタンを押して出て来た音は、一聴、すぐにジャム&ルイスの音と判る名刺代わりの一曲。今聴いてもフレッシュで分厚い音作りに感じました。
ワタクシのお目当ての曲は#2の"I Didn't Mean to Turn You On"。ロバート・パーマーがカバーして一躍有名になりましたが、この人がオリジナルで歌っていたんですね。その後Coletteもハウス調にカバーしたのも秀逸な仕上がりでした。
それぞれYouTubeで探してみましょう。
by Cherrelle
by Robert Palmer
by Colette