塩麹、その後

 塩麹、相変わらずウェブ上では人気ですね、ワタクシの身の回りに作っている人&知っている人がいないのが残念ですけれど(涙)。先日、麹を足すのではなくご飯を粥状にしたものを作り足してみるということを提案させてもらったのですが、その後の経過報告を。というのも、この時の記事がきっかけだと思われるのですけれども、今まで一日のアクセス数が200件ほどだとして、初めての訪問者の割合が1〜2件だったのに対して、5月15日頃から初訪問される方のパーセンテージが10%以上を記録するようになったのです。
 さて、その後また麹は足さずに、お粥ご飯+塩で足してみました。この場合ご飯は特別に炊いたりはせずに、余りもののご飯、食べ切れなかったものを利用しました。前回も述べたように100gのご飯、100mlの水、塩8〜10gという割合です。とはいうものの段々ずさんになってきて大体こんなぐらいだろうと目見当で入れてしまいましたが。塩の分量だけは味を見てやや辛いぐらいに調整しました。塩分量の割合が低いと腐敗する危険性が高まるからなのです。また、こうした発酵食品を扱う際には、食品全般については当然なのですが、他の調理で使ったスプーンや箸などを水でサッと流し、なんてことはせずに清潔に洗って乾かしたものを使うべきです。
 今回は二回目の『お粥ご飯+塩』による増量です。最初に作った時の市販の麹200g+水+塩60gというオリジナルの『塩麹』が半分程に減ってから、『お粥ご飯+塩』を足し、また半量になってから今回足してみたので、いくら麹が入っているとはいえそろそろ上手く発酵しないかとも予想しました。
 と、これが二回目作り足した後10日ほど経過した状態。足してから2,3回かき混ぜたぐらいで殆んど手を掛けていません。糠床なんかは毎日、下手すると朝晩かき混ぜないといけないのに対して、塩麹はその点手間要らずと言われています。
 画像をご覧頂くとお分かりの通り、上層と下層に分離しております。どうも水分が多かったのか、それともあまりに放置しておいたから冷蔵庫の中でグズっているのか、そこら辺は謎ですが。

 恐る恐る蓋を外して匂いを嗅いでみると、嫌なニオイはしません。よく言われる『バナナのような芳香』がしております。微かにアルコールのような感じもしますが、米を麹で分解するので、醸造工程も似通っているのでしょう。塩分が多量に入っているので飲用には適しませんが(笑)。
 味はと言いますと、もちろん塩が入っているので塩味は感じますが、オリジナルの塩麹よりも麹の甘味+米の甘味で強まっている感じがします。ここでオリジナルの塩麹がないので比較実験が出来ないのが残念。とりあえず、二回目までは充分『お粥ご飯+塩』で塩麹を保つことは出来ることが判りました。
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 少し前から、メインシステムに使っている、高域用のアンプ・B-4が調子悪くなっていました。オーバーホールしてからも、左CHが鳴らないトラブルに見舞われていて、一度は直してもらいその後暫らくは良かったのですが、また同じような症状に陥り、しばし放置していたのですが、そうもいかないので今回また診てもらうことにしました。ヤマハの首都圏サービスセンターに送って約二週間。先方でも確認が取れたので、キチンと直してもらえることになりました。過去にはその症状が確認できないということで、修理不能の診断がなされたこともあったのです。
 その間、まともに高域に使えるようなアンプがないので思い切ってメインのシステムを3Way→2Wayに変更してみました。チャンネルデバイダーの設定を残したまま、新たに変更を加えたものもデジタルのチャンデバでは簡単にメモリー出来るので楽チンです。とはいうものの、基本的には中域に使用しているホーンとドライバーの設定を上の方で切るのではなく、そのまま鳴らしっ放しにして、低域とのクロスオーバーには変更を加えていないお手軽なものなのですが。

 その間取り残された高域のJBL2405Hにも少し手を加えました。そのままでは転がってしまうので、東急ハンズで切ってもらったシナ合板で作った枠に入れてあるのですけれども、この穴がクセモノ。梱包用の箱に入っていたホーン部分を支えているダンボール製の枠があり、それを東急ハンズに携行したのですが、φ78だと計測して円形に切り抜いてもらったら、実はφ79でした。その分仕方がないのでやすりで削って何とか穴には収まりましたが、固定用のネジのPCD(Pitch Circle Diameter:ボルト取り付けピッチと言い換えた方が理解しやすいか)が狂ってしまい、付属のネジが使えなくなったのです。
 そこで、当ブログでも何度か写真を載せている内に、どうもこの部分はお見せできないのが癪に障るので、全く別に用意した若干細いステンレスの六角ボルトとナットで固定することにしたのです。タップが切ってあるオリジナルの穴はバカ穴として利用し、前後で留めてあります。これでガタツキもなくなり、あとはアンプの修理完了を待つばかりです。