Olympus SP-560UZの修理

 先日の神田の夜にカメラが不調になりました(悲)。電源を入れるとレンズ部分が稼動してズィーンとせり出してくるのが通常の状態なのですけれども、この時は何度入れ直しても途中で引っ掛かるようなそぶりで、『いやぁ呼ばれてなかったヨォ』という感じに引っ込んでしまうような状態で『ズームエラー』と液晶画面上に表示され電源が落ちるという状況。その後、家で電池の充電が不十分かと思いフルに充電して(普段エネループを使用)も、やはり同じ状況なので神田小川町にあるオリンパスの修理受付へ行って参りました。
 状況を説明し、実際に稼動して不具合の状態を確認してもらいそのまま預けて修理ということになりましたのが7月の1日。修理完了が7月12日と言われていましたが、どうせ行けばまたカメラを引き揚げた後、そのあたりで飲みたくなるのでしょうからその二日後に飲み会があるので、そのついでに行くとしてその日を待ちました。
 7月14日、仕事上がりに新宿線に乗ったワタクシは小川町で降りると一目散にオリンパスへ向かうのではなく、まずは近くにある三井住友銀行へ。ワタクシのメインバンクであります。その足で取って返し、修理受付で預り証を提示し戻って参りましたカメラをチェック。

 受付の方が仰るにはレンズユニットの交換、前カバーの交換がなされたようです。レンズの稼動部分に異物でも挟まっていたのか尋ねたのですが、受付の人は受付だけで、修理は修理部門の方がなさるし、伝票上にもコメントがされていませんので何とも答えようがない状況。例えば車やバイク、オーディオでも過去に修理や車検の折に、何処が悪かったかとかで外した部品を見せてくれたり、場合によっては手渡されたりと言うこともありますけれども、今回はそういったことは一切なし。レンズ部分は精密なものだけに、ユニット交換の方が手っ取り早いものと思われますが、外した時にどういう風になっていたか、またその対策はどうしたら良いかなど具体的に教えて頂ければ、より良かったなぁと感じました。
 最初に預けた時に¥14,000+消費税の¥700をプラスした金額を越えるような修理内容の時には連絡をします、との旨を仰っていましたが、前カバーなんかは特に傷んでいた覚えもないし、邪推すれば無理矢理その値段を維持するためにカバー交換でお茶を濁したのでは?と勘繰りたくなるのはワタクシが下衆だからなのでしょう。カバーもレンズも新品になって気分はリフレッシュ!

 そんな会話をしていると、受付の方が一つアドバイスしてくれたのがここのところ。これはカメラのモード切替スイッチでグルグルと回転しますが、ワタクシは今までP(プログラム)モードにして使用して参りました。これはカメラに設定された最適化されたプログラムで絞りやシャッタースピードを決めてくれるというもので、ほとんどAUTOに近いもの。他にもA、S、Mと切り替えると、絞り優先、シャッタースピード優先、両者を自分で設定するマニュアルモードにも切り替えたり、動画を撮ったり、撮影した画像を見るモードもあります。
 先述した通り、電源を入れた時にはまずレンズ部分が起動しウィーンとせり出してきますから、もし万が一の時、カメラケースの中で電源が入った時に、レンズが動いたりするとその部分に負担が掛かり故障することも考えられるそうです。もちろん、その異常を検知して動作をストップし電源を落とす、というような仕組みになっているそうなんですが、この部分を画像再生の『Play』モードにあらかじめ設定してカメラバッグやケースに収めておくとそのような誤動作を防げると言うことでした。