γ198からの生還

ホッピーは美味しいネェ♪

 当ブログを長らく読まれている読者の方からすると、ここのところ飲み歩きの記事がやや減っていることにお気付きかもしれません。元々オーディオやCD・音楽のことを取り上げていることが多かったのに、いつしか飲み歩きのネタが増えてしまっていたので、意図的にバランスを取ろうとしているのもあるのです。
 しかし、飲む機会も減っていることは事実なのです。というのも、年に一度の健康診断。昨年の8月4日に受けたその結果は今までで一番悪かったのです。
 昨年はその検診の日に結果は出なかったので、終わった開放感から夏休みに新潟山形から秋田方面をキャンプ旅した時には、呑気に『酒どころ』を楽しんでいたのです。しかし、自宅に帰って来て翌日、郵送されてきた検査結果を見て愕然としました。肝臓の健康状態を示す指標数値の一つにγGTPというものがあります。それは

10〜55(成人男性)
9〜32(成人女性)

*参照する資料・サイトで多少の上下があります

という正常値の範囲があるのですが、昨年の数値はタイトルにも付けたように、γGTP:198というもの。これは正常値のMaxを大幅に超えて約四倍の数値。ちなみにその前の年は120、更にその前は88ぐらいでしたので悪化の一途を辿っています。勤め先の社長はその昔大酒飲みで、身体を壊し今ではアルコールを飲めずに一日おきに栄養剤を注射してもらい、肝臓の機能改善の錠剤(ウルソ)を毎食後に服用するという状況。ペーペーのワタクシがそんな状況に陥ることは会社的にも経済的にも許されませんのでこれは、と一念発起して対策をすることにしたのです。
 その日から早速、休肝日を増やすことにしました。それまでは月に二度ぐらいのペースで休肝日を設けていましたが(少なすぎ)、医療的には週に2日は連続して休肝日を作った方が良いそうです。それまでの不摂生を改心し、8月は14日から休肝日を増やし8/3(健康診断前日)だけだったのにもかかわらず、トータル14日間、以下同様に9月は12日間、11月は11日間、12月は8日間(年末年始はキツいですね)、年が明けて1月は8日間、2月は9日間、3月は10日間、4月は11日間、5月は8日間、6月は12日間、そして今月は26日(健康診断前日)まで13日間の休肝日を作りました。ここで、助けになったのが同様に休肝日を作ることに付き合ってくれた会社の先輩の存在。二人で毎朝結果を報告し合い、月単位で勝ち負けを競い合っていたのです。まぁ大体は負けていましたが。ウソの申告をして勝ったとしても、それは自分のためになりませんから、何の意味もありません。
 さて、昨日の健康診断本番当日。土曜日は恵比寿で『にこけん』が行われ、日曜は川崎を始めとして飲み仲間でもあるMさんの結婚パーティーがあったので、連続して深酒をしておりましたので、前日の月曜日だけ休肝日を設けました。
 今年は血液検査結果のプリントアウトが当日に配布されました。緊張の一瞬、γGTPの数値に視線を走らせると・・・66です(嬉)。努力の甲斐あり正常値よりもやや高いもののもう直ぐで、という数値まで回復しました。この一年の苦労を無駄にしないためにも、また今後とも長くお酒を楽しめるように、これからも週に二日は休肝日を必ず確保するようにしたいものです。