Chopin Complete Edition

 今月は月初めの方で、何枚か購入していたのでCDはもう買うまい、と心に決めていたのですが脆くもその決心は瓦解し、またしてもアマゾンに発注してしまいました。以前、予言していたようにショパンのコンプリート・エディションという訳せば完全版だけに、それならComplete Worksのような気もしながら。今年はショパン生誕200年ということだから、ということでこのようなお得なボックスセットが発売されているようです。ついでに申し上げておくと、シューマン(Robert Alexander Schumann)も同じ年に生まれているので、生誕200年になります。かのマーラー(Gustav Mahler)は生誕150年ですから50歳も若いということになります。
Chopin Complete EditionChopin Complete Edition Classical ¥5,155(【輸入盤キャンペーン 2枚買ったら10%OFF!】適用) 通し番号:1,791〜1,807
 驚異の17枚組みボックス・セットで上記料金、一枚当たり303円チョッととなると演奏が怪しくなりそうなものですが、これまたツィマーマン、アラウ、ポリーニアルゲリッチアシュケナージクラシック音楽に対して門外漢のワタクシでも知っている名前がズラリと並んでいるのです。紙のスリーブに収納されているとはいえ、それが気に入らなくてもプラスティックのケースに入れ替えたとして、それでも尚このお値段は、一流の演奏家が演奏しているCDとしては無類のお買い得です。DG(Deutsche Grammophon:ドイツグラモフォン)は太っ腹ですね。
 ショパンの曲ではここ日本でも人気の曲だと思われるエチュード『練習曲第3番ホ長調』。
演奏はポリーニです。
もう一枚。去年一昨年買ったMartha Argerichのピアノソロに続く第二弾、今回は協奏曲集。
Martha Argerich Collection 2: The Concerto RecordingsThe Collection 2: The Concerto Recordings/Martha Argerich Classical ¥2,878 通し番号:1,808〜1,814
 本当は昨日会社に届いたのに机の中に置き忘れて、寂しい一夜を過ごしたので、まだこちらは未開封。こちらはプロコフィエフ、リスト、ショスタコーヴィチチャイコフスキーなどヴァラエティに富んだ選曲、聴くのが楽しみです。アルゲリッチのピアノは女性らしいキメの細やかなところも、ワイルドともいえる力強いタッチの共存が魅力だと思います。ポリーニの強い打鍵は冷たさを感じさせるところがあるのですが、彼女の力強い打鍵は感情の強い表れとワタクシは感じております。
 これも7枚組みでこのお値段ですから、クラシックのCDは価格破壊が進んでいると言えるのかも知れません