Shakatak

 ブリティッシュ・ジャズ・ファンクの雄、Shakatak。息の長いバンドで今年で結成30周年を迎えたそうです。彼らの曲の中で最初に耳にしたのは何といっても"Night Birds"。クリスタルタッチのピアノのフレーズがなんともお洒落なこの曲です。

 ワタクシの記憶に残っている情景は、これ当時のスキー場のBGMとして非常によくかかっていましたので、いつもリフトに乗りながら、キレイな曲だなぁと白銀の世界を見下ろしていました。実際スキー場でのBGMなんて滑っていても滑りに気をとられていて、リフトに乗っている間にしか聴くことが出来ないのです。ということで、ワタクシにとっての初Shakatak体験はスキーと切っても切れない関係になっていますが、タイトル通りクールなこの曲のイメージはピッタリ重なっています。
 世の中、こうした芸能界や歌謡界などでは一発屋なんてのが当たり前のようにありますが(というよりむしろコンスタントにヒットを連発する方が難しいことでしょう)、少しの間が空いた後、再び彼らが放った日本でのヒットは『男女七人』シリーズでのタイアップ。これはCMとかでよくあるタイプのシングル曲とのタイアップではなくアルバム一枚と、ドラマのタイアップですから、場面に応じての曲の使い分けなどもあり、非常に効果的に使われていたと思います。『男女七人夏物語』の方はただ見流していたので、あまり曲の方までは覚えていませんでしたが、『男女七人秋物語』にはVTRを録っていたこともありドップリはまりました。
"Golden Wings"
 いかにもこれから何かが始まりそうな予感をさせる曲ですね。その後、我が家にもCD時代が到来し最初の頃に買ったのもこのアルバムです。『男女七人夏物語』、『男女七人秋物語』共に日本でのタイアップだったためなのか収録のアルバム『Into the blue』、『Golden Wings』はどちらも日本盤での発売のみだったようです。詳しくはWikipediaを参照のこと。この二つの連続したドラマで日本での人気は決定付けられたものとなったように思います。その後今ひとつ、最近は活躍を耳にしていないような気もしますが、アマゾンを調べてみるとそれでもベスト盤だけでなくコンスタントに作品を発表しているようで、膨大な枚数がヒットします。
 ワタクシのコレクションもこれ位なものですが、これでもほんの一部の作品しか所有していないことになります。ベスト盤だけでもかなりの量ですし、重複している曲も多いので、よほどのマニアでないと被らずに最小枚数で揃えるのは至難の業でしょうね。
 また機会があれば集めてみたいような、怖いような複雑な思いです。

ベスト・ヒッツ

ベスト・ヒッツ

ゴールデン・ウィング

ゴールデン・ウィング

Xmas Dreams

Xmas Dreams

Open Your Eyes

Open Your Eyes

Perfect Smile

Perfect Smile

 以上、所有アルバムです。