大沼・赤城神社にて

赤城神社へ渡る橋

 さて、温泉に入ってから立ち寄ろうと計画していた大沼に辿り着いてしまったので、見て回ることにします。駐車場(無料!)に車を停めて、そこには赤城神社というものがあります。ここ大沼は赤城山の山頂に程近いカルデラ湖になっておりまして、標高は1,345mということです。来る途中山道には標高の表示板がありまして、1,300m、1,400mの表示板まで確認しましたが、その少し先を境に少々下ったところにあります。桐生、前橋といった街からはかなりの高さになりますので気温もグッと下がって参ります。普通に半袖のTシャツですと少々肌寒く感じる人もいるでしょう。
 駐車場からは神社は湖面に浮かぶ島にあるように見えるので、赤く塗られた高欄(欄干)が目にも鮮やかに掛けられております。後で判ったことなんですが、実際には島ではなく、神社の裏手にはここの駐車場から湖畔に沿って少し道路を進んだところにもう一つ駐車場があり、そこが神社の裏手に繋がっていて、湖面に飛び出た半島のようになっているのでした。

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 橋はやや太鼓に中央部が盛り上がり、木の板が張られています。数多くの家族連れが訪れ、湖面を眺めながら歩いてます。水面のボートや水鳥が珍しいのではなく、よく目を凝らして見ると水中を泳ぐ小魚や湖面近くを悠然と泳ぐ鯉の姿が確認できます。またエサも投げると物凄い勢いで集まってくる箇所があったり。

 橋を渡りきったところで、振り返って駐車場方面を撮ったところ。水は綺麗でも汚くもない普通ぐらいの透明度でしたが、これは雲が次第に増えて来て日差しが減ったせいなのでしょうか。着いて直ぐは結構青空が見えていましたが、この頃にはすっかり雲が席巻していました。

 灯篭。石で出来ていないのでなんだか灯篭というより灯柱という感じですが、まぁ灯りの入った籠から来ている言葉ですから別に問題ないのでしょう。石造りの方が重厚感があって好きですが。調べてみると金属製のものもあったりして、それはそれで趣きがあります。左端に人の腕が写り込んでしまっていますが、携帯電話についているカメラで写真を撮る人はもちろんのこと、本格的な一眼レフにキャノン砲みたいな望遠レンズを取り付けたカメラを携えている人も多数見受けられました。ワタクシもメインのデジイチを持って行けば、と若干の後悔(今回はお手軽にサブのSP-560UZを使用)。

 さてこちらが赤城神社。人がたくさん居るようで、それでも比較的観光地としては落ち着いている方でしょう。ポツリポツリと訪れる人がいるので、写真に写りこまないようにするのは大変ですが。若干右側が落ちてしまって残念。画像処理で角度を微調整するとやや甘くなってしまうのでそのまま、リサイズしました。

 足元の地面に線を引いて、同じ場所からズームにしてみました。SP-560UZという機種は光学18倍のズームが出来ます。普段は料理のクローズアップ写真(1cmまで寄れるスーパーマクロ)ぐらいしか使わないのですが、試してみることにします。さすがに手持ちで、三脚無しなのでブレは仕方ありませんが手振れ補正も効いていてまぁこの大きさなら見られます(苦)。









 同じ場所から、今度はデジタルズームを稼動。普段は使っていないので、使うのは今回が初めて(驚)。いやぁ、手振れで画像がなかなか治まりません。あまり長くやっていると気持ち悪くなりそうです。Mさんが手振れ補正Offにして挑戦した一枚。やはり三脚が欲しいところですが、まぁ撮影旅行でもないので。

 もう一度『引き』から一枚。落ち着いた雰囲気が好印象です。裏手の方に回りこむと、駐車場があり、再び湖面に出ることになります。湖畔ではキャンプの出来そうな浜がありましたが、焚き火、キャンプは禁止ということで、対岸の方にキャンプ場はあるようです。あまり寒くなる前なら快適にキャンプができそうですね。冬場は結氷してワカサギ釣りが出来るとのことですから、10月まで、11月だと朝晩が寒くなりそう。またきっと紅葉が多くの観光客を呼び込むことでしょう。