何を今更・・・

つけ麺専門店にて@神田

 今TVをつければ『Space Battleship ヤマト』の宣伝が喧しいのです。バトルシップ〜?と思いつつも、『宇宙戦艦 ヤマト』のリメイク、そして実写版ということで盛り上がっているのか、盛り上げようと躍起になっているのか。ワタクシ、小さい頃に少し見た記憶はありますが、熱心に見ていた記憶はありません。っていうかワタクシの少し上の世代がドンピシャで、ワタクシ達はその後の世代(ゲ、年齢がバレそう)。もちろん当時かなりのブームを巻き起こしたとのことで全く知らないと言うことでもないのですけれど。
 かと思えば、今度は『明日のジョー』だそうであります。ヤマピーとかが主役でこちらもアニメの実写版で。これもまたリアルタイムでのめり込んだ類のものではないし、正直今更なぁという感じ。第一に明日のジョーの時代設定が一体何時(いつ)なんだい?と思っちゃいます。まぁ自分との時間軸がズレているだけなんですけれども。いずれにしても過去の大ヒット作のリメイクというのは、もはや現在ではアイディアの枯渇を巧くカバーしているだけなのかなと邪推してみたり。ある程度の興行成績は見込めるのでしょう、製作側は。
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 もう一つ、つけ麺について。今や現在主流のラーメン屋さんに赴くと必ずと言っても良いほどつけ麺が広まっていると思います。つけ麺ではなく『もりそば』という名で一大勢力を誇る系統のお店もあるようですが、『中華そば』は何となくしっくりくるものの、『もりそば』だと蕎麦好きなワタクシはどうしても違和感を覚えます。
 近年ではこの『つけ麺』専門店も出現してきたようです。しかしながらこのつけ麺、ワタクシは今ひとつ食指が動かないものであります。麺類は大好きですし、蕎麦・うどんでも『もり』は注文するものの筆頭です。ラーメンは札幌ラーメンの本場である札幌で生まれ、育ったので離乳食がラーメンだった*1ほど身体の形成にはかなりのパーセンテージを占めているのかも知れないです。
 札幌ラーメンの特色は、その寒い気候に合わせて上に乗せる炒め野菜(モヤシや玉ねぎなど)を炒める際にラードを使用し、その脂の膜がスープの冷めることを妨げ湯気が立っていないようでもかなりの熱さを秘めていること。*2北海道を出てこちらの方で中華そばを初めて食べた頃は、何とまぁぬるい!と思いました。フウフウ冷まして食べたことはないのです。それもワタクシが居た頃のことなので、今の主流はどうなのかは存じ上げませんが。
 いずれにしてもワタクシにとってのラーメンというのは熱々のスープに揺蕩(たゆと)う中太の縮れ麺とイメージが定着してしまいました。また札幌ラーメンの代名詞になった味噌ラーメンですが、ワタクシはいつも醤油ラーメンを注文していました。味噌ラーメンは昭和30年代に広まった、『味の三平』というお店の店主が考案したものであるとの通説ですけれども、元々は醤油・塩が一般的だったと聞いたことがあります。
 先日、さんまの踊るなんとやらというTVを見るとはなしに見ていると明石家さんまがやはりつけ麺について、納得がいかないとの話題になり、ゲスト側の風間トオルも同意見でしばし盛り上がったのです。ワタクシだけが特別時流に乗れずに変わっているのかと思っていましたが、我が意を得たり、としばし聞いてしまいました。水で〆た麺を熱いスープに入れるのであれば、最初から熱いタップリのスープの中にある普通のラーメンで良いではないか、というのが主な論旨でした。
 確かに冷たい水で麺を〆るとコシが出て伸びにくくなりますが、スープ・つけ汁との温度差で次第にぬるい麺をすすることになり、つけ汁もぬるくなってしまいどっちつかずの中途半端なものという印象になっています。
 上の写真は先日仕方なく食べたもの。というのも、先週飲んでいて目に付いた『つけ麺専門店』というお店。『専門店』とはいいつつもラーメンぐらいあるだろうとタカを括っていたのですが本当につけ麺しかなかったのです。まぁ入ったのに出るのも悪いし、と出されたおしぼりで手を拭って注文したのでした。
 しばらく待って食べてみると、つけ汁はしょっぱくて、かと言って割りスープで少し薄めてみると今度は麺を浸けても薄まってしまって・・・。
 つけ麺に力を入れているお店のラーメンというのもあまり感心しない出来のものが多いようですが、今度からつけ麺専門店は避けたほうが宜しいようで。

*1:脚色あり

*2:であるからして、道外で札幌ラーメンを名乗っていても、茹でた野菜類をトッピングしているだけだったり、味噌味のラーメンに仕立て上げているお店が殆んどです。関東でいうと『くるまやラーメン』は札幌ラーメンの作り方にかなり忠実ですが、特に札幌ラーメンを名乗っているようでもないですね。