今年最後の大物

 今年はクラシックのCDをかなり購入しました。というのも以前も申し上げたように、クラシック音楽のCDがかなりの廉価で投げ売りされているような状況で、ボックスセットでも一枚あたりに換算すると、バラで買うよりもかなりのお買い得になっているからなのです。今年はショパンの生誕200年の記念イヤーにあたるということで、これまたボックスセットを購入しましたし、M.Argerichのコンチェルト、若い頃のカラヤンとVPOのDecca盤ボックスセットも手に入れました。
 そんなクラシック音楽づいた今年のトリを飾るのがこちら。

Wagner: The Complete Opera

Wagner: The Complete Opera

Classical/Opera ¥5,553+¥340(配送料:ImportCDs.com)=¥5,893 通し番号:1,814〜1,856
タイトルも『Wagner: Complete Opera Collection』となっており、そのままズバリ、ワーグナーのオペラの大全集になっています。細かいマイナーな作品は収録されていないのでしょうけれど、ワタクシが以前購入したバイロイト音楽祭のものに較べると知らなかった曲もかなり多く入っているようなので満足です。曲目をタワーレコードのページからコピー&ペイストすると

歌劇「妖精」
 ユルキ・コルホネン、スー・パッチェル、ウルリケ・ゾンターク、
 マヌエラ・クリスカーク、ライモ・ジルキア、アルトゥール・コーン
 ガボール・エートヴェシュ指揮、カーリアリ市立歌劇場管弦楽団  1998年
歌劇「恋愛禁制」
 ルートヴィヒ・ヴェルター、ヘルベルト・プリコーパ、アントン・デルモータ、ヒルデ・ツァデク 他
 ロベルト・ヘーガー指揮、オーストリア放送管弦楽団  1963年
歌劇「リエンツィ」
 ギュンター・トレプトウ、トルーデ・アイッパーレ、ヘルムート・フェーン、エルナ・シュリューター 他
 ヴィンフリート・ツィリヒ指揮、ヘッセン放送交響楽団  1950年
歌劇「さまよえるオランダ人
 ハンス・ホッターヴィオリカ・ウルズレアク、ゲオルグ・ハン、カール・オステルターク 他
 クレメンス・クラウス指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団  1944年
歌劇「タンホイザー
 アウグスト・ザイダー、マリアンネ・シェヒ、カール・パウル、マルガレーテ・ボイマー 他
 ロベルト・ヘーガー指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団  1951年
歌劇「ローエングリン
 エリナー・スティーバー、アストリッド・ヴァルナイ、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ヘルマン・ウーデ 他
 ヨゼフ・カイルベルト指揮、バイロイト祝祭管弦楽団  1953年
楽劇「トリスタンとイゾルデ
 ルートヴィヒ・ズートハウス、キルステン・フラグスタート
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ブランシュ・シーボム 他
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団  1952年
楽劇「ニュルンベルグマイスタージンガー
 オットー・エーデルマン、エリーザベト・シュヴァルツコップ、エーリヒ・クンツ、ハンス・ホップ
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、バイロイト祝祭管弦楽団  1951年
楽劇「ラインの黄金
 ジョン・ヴェークナー、ヴィリヤ・エルンスト=モスライティス、ハンス=イェルク・ヴァインシェンク、
 オレグ・ブリヤク、サイモン・ヤング、マルコム・スミス
 ギュンター・ノイホルト指揮、バーデン州立歌劇場管弦楽団  1993-1995年

これらが、43枚のCDに収まり、¥5,900弱なのですから、一枚あたりに換算すると¥140弱。コレなら誰も文句を言えません。《12月24日追記》 改めて見直したら、コンプリートと言いながらワルキューレが入っていないですねぇ。《12月27日追記》やはり収録されていました。引用したリストが間違いです。

 しか〜し、しかしですよ。普通のボックスぐらいなら郵便受けに入っていることも多いので、郵便局からポストに不在通知が入っていておかしいなぁ、と思いつつ再配達を掛けたのですけれども、受け取って納得、そして唖然。30cm角ぐらいの平たいダンボールに入っていて開けてビックリ、こんなサイズの箱に入っておりました。CDのケースを並べておきましたが、開けるまで嫌ーな予感。開けて予感的中です。

 せんべいの箱のような蓋を開けると、すっぽり収まった内蓋のようなブックレット。そしてCDは4つのブロックに並べて収納されていました。紙のスリーブケース仕様は予想の範囲内とは言え、綺麗にプリントされていて、CD自体もプリントが施されています。これで¥140/枚とは驚きですが、これはCDのラックに収まらないです(><)。レコードで収蔵されているコレクターならまだしも、その点だけは残念です。