The Perfect Jazz Collection: 25 Original Albums

 昨年末のワーグナーのオペラBoxセットを購入した後に、たまたま見つけてしまったこれまたお買い得なBoxセット。今度はJazzの25枚組のセットです。

LA DISCOTHEQUE IDEALE

LA DISCOTHEQUE IDEALE

Jazz・Fision ¥4,519−451(2枚購入で10%offキャンペーン適用価格)=¥4,068 通し番号:1,857〜1,881
 驚くべき内容は以下の通り。

Disc 1: Louis Armstrong - Plays WC Handy
Disc 2: Sarah Vaughan - Sarah Vaughan In Hi-Fi
Disc 3: Art Blakey - The Jazz Messengers
Disc 4: Billie Holiday - Lady In Satin
Disc 5: Miles Davis - Kind Of Blue
Disc 6: Dave Brubeck - Time Out
Disc 7: Duke Ellington & Count Basie - The Count Meets The Duke
Disc 8: Helen Merrill - Parole E Musica
Disc 9: Charles Mingus - Tijuana Moods
Disc 10: Chet Baker - Chet Is Back!
Disc 11: Thelonious Monk - Monk's Dream
Disc 12: Sonny Rollins - Sonny Meets Hawk!
Disc 13: Martial Solal - At Newport '63
Disc 14: P. Desmond & G. Mulligan - Two Of A Kind
Disc 15: Benny Goodman - Together Again!
Disc 16: George Benson - It's Uptown
Disc 17: Nina Simone - Sings The Blues
Disc 18: Art Tatum - Piano Stars Here
Disc 19: Erroll Garner - Concert By The Sea
Disc 20: Herbie Hancock - Head Hunters
Disc 21: Stan Getz - The Best Of Two Worlds
Disc 22: Jaco Pastorius - Jaco Pastorius
Disc 23: Weather Report - Heavy Weather
Disc 24: Wynton Marsalis - Standard Time Volume 1
Disc 25: Charlie Parker - Bird

 今まで既に所有していたCDと重複するのは、Disc5・6、そしてかつて持っていたけれどあまり好みに合わずに売り飛ばしてしまったDisc 23だけなので、その分を差し引いたとしてもかなりのお買い得だと思います。しかも、聴いてから判ったけれど、リマスターされているようなパリっとした音質です。古い作品が多いのですが、結構音が良いのです。今順番に聴いています(#5・6を飛ばして)が、この人結構良いなぁと見直したり、意外な発見がたくさんあります。#2のSarah Vaughanは何故だかレコードのプチプチノイズ(スクラッチノイズ)が音源に入っているのは不思議です。でもそれを越える伸びのあるVo.の魅力があります。Helen Merrillは例の
helen merrillアルバムしか持っていなかったけれど、#8"Helen Merrill - Parole E Musica"このアルバムも実に味わいがあってヨロしい。まったりと夜に聴きたいスタンダード集ですね。前者からは必殺のこの曲。"You'd be so nice to come home to"
、今回のアルバムからはこの曲が良かったですかね。"I've got you under my skin"、ありゃ、YouTubeにありませんでした、残念。
 
 それで実物の箱がこんな感じです。紙の箱ですが結構丁寧な作りには好感が持てます。ラミネート加工というかつや消しのコーティングがなされています。25枚入りの紙のスリーブなのでBox自体は奥行きのない長方形になっています。周りにはそれぞれのアルバムの写真が大小取り混ぜてレイアウトされています

 底には各CDのタイトルの一覧がプリントされています。

 蓋をとったところ。このように紙のスリーブなのですが、キチンと厚みを持たせてそこにアルバム名が印刷されているのは非常にヨロシイです。これなら選び易いし取り出しやすい感じです。本当に小型のLPを再現したという佇まいです。スリーブの厚みやサイズに余裕があるのでCD自体の取り出しも楽々なのです。しかしながら、このままCDを取り出すとCDがカタンと落っこちてしまいます。スルリと抜け落ちる時にCDの盤面に傷がつかないか心配になります。

 そこで、少し頭をひねってみると、ボックス自体を立ててしまいこのように置けば良いことに気が付きました。壁面等を利用したレコードの収納棚のイメージですね。これならタイトルも読めるし、CDを取り出しても落っこちる心配はありません。

 Boxのデザインを無視した感じになりますが、CDを取り出したところ。Jazzのアルバムで一番売れたと言われているKind of Blue/Miles Davis。事実友人に勧められて生まれて初めて買ったJazzのアルバムです。そこから一曲、"So what"