大船懐かし散歩　その5 - TomSawyerのXanadu的生活Ver.2

大船の飲み屋街のひとコマ

　さてさてグルリと主だったところを回り、大分街中に舞い戻ってきました。それでもまだぶらり歩きは続くのです。昔馴染みのお店探しというテーマも残っているからなのですが。かつて通ったレンタルCD屋さんを探してみましたが、これはなくなってしまってました。今はCDのレンタルなどしませんが、当時は所有するCDの枚数も数十枚程度、融通できるお金も少なくレンタルしてきてカセットテープに録音したものを聴いていたのでした。もう一つ、ブームが去ってから始めたビリヤード、これもパチンコ屋かパチスロ屋の上にあったと記憶していますが、そのお店も無くなってしまったようでした。うーむ、残念。時間の経過は時として無情なものがありますが、これもいたしかたがありません。街の様子を眺めて楽しむことにします。

　大船市場の辺りから路地に入ると面白い名前のお店『ほっとけ酒場　秋よし』さんがあります。こういうお店を見つけると入りたくなる性分なのです。しかし、まだ日も高く営業しているかどうかも分かりませんし、名前が面白いというだけで入って、ひどい目にあったこともあるから用心しておきました。

　味のあるお店ですねぇ、テントの文字がかすれて、ほとんど判読できません。それでも何とか読み取ると、三善という文字が読めます。『さんぜん』さん、それとも『みよし』さんでしょうか？驚いたのはこんな時間に営業中の札が下げられていたことなんです。

　こんな通りに出まして。八百屋・食品店と飲食店が軒を連ねる雑然とした通りです。

　もう少し進んで振り返ってみます。こういうの、好きなんですよねぇ。夜になったらどんな表情を見せるのかとワクワクします。決して入ったりしないけれど、カタカナのスナックとかってこれがなければ街の情景がまとまらないのですよね。
　とこんなところに立ち飲み屋さんとウェブで見て探していたお店を発見。

　『大船おでんセンター』というお店がビルの二階にあります。ﾔﾃﾞｳﾃﾞｼﾔと近づいてみますとこんな貼り紙が。

　昨年の夏頃から予約制のお店になったそうです。ワタクシのようにフラリと立ち寄るのも叶わぬ夢のようです、何とも残念。

　それでも気になるので、お店の様子を窺うべく下から階段を見上げてみたところ。今はまだ寒い時期ですから温かいおでんは嬉しいのですがね。

　そこから少し進んで、またしても個性的なお店を発見。『南国酒豪　伝説』と書かれていてスポーツ系、ロックが大好きなお店のようです。ポールダンサー募集の看板があったりと、これも夜には気になるお店です。

　そこから先に行くと再び人通りの多い仲通商店会に出まして、これまた立ち飲みの『まるま』さんというお店があります。それにしても立ち飲み屋さんが増えましたね。昔は一軒も気が付きませんでしたが。
　路地を戻り、突き当たりを今度は左に折れました。

　変形の路地になっていまして、道なりに歩くとこちらにも立ち飲みスペースを発見、あいにく現在は使われていないようでしたが、鳥まささんというお店に併設されているようです。その向かい側にジンギスカンというワタクシには慣れ親しんだ文字が飛び込んできました。

　近くに寄って見てみると、これがまた値段が安い！ジンギスカンが￥250、ホルモンもハツもタンもレバーもみーんな￥250！カルビで￥400、キムチも￥180ってアナタ、ン十年前から値上げしてないんじゃないの？ってツッコミ入れたくなります。ホッピーもW￥400、S￥300って初めて見たけれどこれは訪問決定ですね＾＾。後でまた来ようって心に密かに決めながら振り返ります。

　うまく反射して先程のジンギスカン(これが屋号だそうです)さんが映っています。鳥まさ五ヶ条、として