そして、再び大露路へ

にら玉@大露路・新橋

 少し間が空いてしまいましたが、先日購入したPCをいじくっていたら少し不具合が発生してしまったようで、Blu-rayが見られないことが判明。昨日、そして今日と初期化を二回もしてやや草臥れてしまいました。ということで更新もままならず、話が間延びした観もあり、また自分の中でもやや冗長気味なのですが、ケリをつける意味で締めくくります。
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 白熱の加賀屋さんを出た我々一行は、再び目指すはやはり大露路さんです。やはりここまで来たなら入りたい一心で辿り着くと、あいにく先客がお二人待っています。中を覗くとひしめき合ったお客さん達は一向に動く気配も見せてはいませんが、ぽぱいさんも負けじと入る気満々。無論、レビューを読んで来たということもあるし、二軒回ってある程度下地ができているのでしばらく酔い覚ましを兼ねて待つのは何ら苦にならない状況です。しかし、寒風吹きすさぶ中、15分、20分と待っていると段々どこか手近なお店でも良いんじゃあるまいかと内心挫けそうになります。
 しかし、ここで待つのを諦めてどこかへ移動してしまった直後に席が空くということは十分に考えられることですので、なかなか踏ん切りがつくものではありません。結局40分ほど待って中へ案内される運びとなりました(嬉)。

 中は割と普通の小じんまりとした居酒屋さんです。しかし、先程の加賀屋さんに負けず劣らずの熱気、そして活気があります。女将さんの雰囲気がお店の空気感を醸し出しているのでしょう。飲み物を頼んで待っている間に、脇の壁に貼られているポスターを眺めながらの大衆酒場談義。ワタクシは若い頃からの大衆酒場・居酒屋好き(サラブレッド?)なのですけれども、ぽぱいさんもみやけんさんもチェーン店系の居酒屋で疑問を持たずに人生の半分以上を飲んできたと仰いますから、その大衆酒場に目覚めてからの熱意たるや半端ではありません。

 ぽぱいさんが仕込んできた情報ではメニューに載っていない、いわば『裏メニュー』的なハムメンチがお勧めとのこと。ハムカツと、メンチカツがそれぞれ一個ずつ、それも巨大なものなので食べやすいように4分割されています。先程の加賀屋さんのハムカツのボリュームも大したものでしたが、こちらは更に上行くサイズ感で、お好きな方には堪らないでしょう。そしてお腹にずっしり溜まりそう。ワタクシは前回申し上げたように、以下省略で。

 看板のお酒、千福は広島のお酒だそう。こんなお酒を頼んでしまったのも、こんな素敵なつまみがあるからで。

 ぶり大根。こちらのお店は全体的に格安なつまみに良心的なボリューム。一人客ではなくグループで訪れるお客さんが多いようですが、それも頷けるつまみの量。その中にあっては比較的控えめなボリュームでした。甘めの味付けが千福のお酒にぴったりで、ぬる燗のお酒の穏やかな酔いに心地よく更けていく夜なのでした。今度はきっと早く、そして運良く入れることを願いながら。