Eaglesが来日するそうで、バラード特集

 '70年代ウェストコースト・ロックの雄、Eaglesが3月に来日するようですね。とは言ってもライブに行こうという気は気はサラサラ起きないのですけれども。'90年代に再結成したライブ盤"Hell Freezes Over"
Hell Freezes Over
を買って聴いたときに、もはやこれは違うものとして殆ど聴かずにお蔵入りしその後売り払ってしまいました。何となく旬を過ぎてしまったホンワカした雰囲気のカバーバンドが演奏しているかのように感じたのです。それは飽くまでもワタクシ個人が感じたことですので気に触る方が居たらゴメンなさい。
 また以前も述べたことですが、"Hotel California"という曲が大の苦手。大ヒットしたにもかかわらずなんですけれど。かと言って彼らの甘いバラードが苦手という訳ではありません。むしろ"Desperado"なんてイイですね。

 この曲はリンダ・ロンシュタットがカバーしていることでも有名です。また甘いといえばこちらも負けていない、"Take it to the limit"。これはライブ映像しか見当たらなかったので(探し方が甘い)、残念。もう一つ、こいつはどうだの、"Best of my love"。
 これはほのぼのした素朴さが活かされている好バラード。だから決して、彼らのバラードが嫌いじゃないんですけれどもね。
 もう一つ、彼らの最後期の必殺のバラードを。"I can't tell you why"
 かなり後になってから加入してきたTimothy B. Schmitがまた甘ったるいVo.なんですがいい味を出しているんです。
 そしてオリジナルアルバム最後の"The Long run"
Long Run
の最後を締めくくるのは、これまた佳曲"The Sad cafe"。
なーんだ、やっぱり甘甘系が好きなんじゃーん、ってツッコミが来そうですけれども、彼らのバラードは良いもんですなぁ(照)。でもこの後のグダグダの活動は頂けません。商業目的、金集めのような気がして。彼らはもう'70年代で綺麗な思い出として残っていて欲しいのです。だから今でもオリジナルのアルバムを聴き続けるのでした。