池袋・角打ちツアー後編

 池袋駅西口の角打ちのお店、2軒をハシゴした後に向かった先は、線路をくぐるべく地下道を抜けて反対側の東口に出ました。こちらは池袋に何度か来ている中でも訪れたことのない馴染みの少ない土地です。*1
 導かれるままについて行くと、またしても酒屋さんが経営されているお店で、今度は笹屋さんというお店です。

 日本の古語では『ささ』というと日本酒のことを指すそうですからそれを文字っての屋号なのかも知れませんが、それは考えすぎなのかな?外にテーブル席があってそこでもゆっくり飲めるようになっていて、実際常連らしきお客さんたちが楽しまれていました。扉を開けて中に入ると、店内は意外と誰も居ませんでした。きっと寒い時期は逆に外に誰も居ないんでしょうね。

 銘々飲み物を注文し、つまみも選ぶことにしましょう。廉価なお酒を提供しているお店で一杯飲んでそれで儲けろ、というのは幾ら何でもお店に酷というものです。幸い先程のお店ではあまり食べていないので好物の冷奴をもらうことにしましょう。

 そこで登場したのがこちら、いっちょう丸ごとのサイズが驚きの¥100です。魔法の白い粉がパラパラと掛けられているのは見なかった方向で、醤油をかけて頂きます。もちろんこんなには食べられないので皆様に手伝ってもらいますよ♪ここで、この日ぽぱいさんは急用ができてしまったので、先に辞去されることになりこの後は4人でわいわい話しながら飲んでいましたが、そろそろ疲れてきましたね、角打ち3連戦ですから。

 ということもあり、まぁ予定通りでもありますが割とすぐ近くの"サラリーマンのオアシス"加賀屋さんへと移動し腰を落ち着けたのでした。こちらのお店は2階に階段で上がるタイプでした。

 ここもやはり人気店ですんなり入ることは出来たものの、半分以上は埋まっていたんじゃないでしょうか。とは言ってもそろそろ酔ってきていますから記憶も断片的に危うくなりかけていますが。ここでは振り出しに戻りホッピーを頼んでみることにします。今回回ったお店はどこも角打ちばかりでしたから*2、ようやく居酒屋料理らしい料理にめぐり合いました。思い思いにつまみを注文し、今夜初めて会ったとは思えないような馴染み方で、思いがけない話題になったりして盛り上がりまして大成功の夜となったのでした。

*1:って思ったけれど、裏路地というだけで判らなかっただけでした。表通りに出たらなんだァここかぁという感じの場所だったと今判明。

*2:0次会を除いて