Cosmic thing/The B-52's

 今日ご紹介するのは、聴いていてちょっとおバカな風味もあるけれど、ウキウキ楽しくなってくるようなポップバンド、The B-52'sのヒットアルバム"Cosmic thing"です。'89年の発表で一応リアルタイムで聴いています。発表当時はあまり詳しいことは知らなかったのですけれども*1、この作品からは何曲かシングルがヒットしましたね。
Cosmic ThingCosmic thing/The B-52's Pops・Rock
1. Cosmic Thing*
2. Dry County *
3. Deadbeat Club*
4. Love Shack +
5. Junebug +
6. Roam *
7. Bushfire +
8. Channel Z +
9. Topaz *
10. Follow Your Bliss*
 '89年ということなのでCDも当然販売されていますが、まだまだLPの感覚で製作されたと感じる曲構成と収録時間。無駄が一切無く50分弱が一気に駆け抜けます。プロデューサーは*マークがChicでお馴染みのNile Rogers、+マークがWas Not WasのDon Wasが担当していて、非常にソツのない作品に仕上がっています。
アップテンポのタイトル曲#1"Cosmic thing"でスタート。ちょっと落ち着いたミドルの#2"Dry county"を挟んで"Deadbeat Club"、ワタクシの大好きな曲です。
甘酸っぱいメロディラインにハーモニー、そこにかぶさる何ともいえないほのぼのとした男性Vo.の合いの手。
立て続けに"Love shack"。

 この男性Vo.がまたいい味を出していて。先程の曲よりも重要度がアップしています。この曲でムズムズしてこなかったら、一度ビョーインで見てもらったらいいかも(^^;)。
 #6"Junebug"で一息ついて、LPで言うところのB面のオープニングは"Roam"。これも大好きな一曲。チョッと音が大きいです、気をつけて!

 聖歌のようなコーラスから始まり意外な展開を見せる曲で非常にポップ。誰でもすぐに口ずさめるのでは?
 TVなどの報道を見ていると毎日気が滅入ってしまいますが、こんな時だからこそ気晴らしにこういう音楽も必要なのでは、と思います。

*1:今でもあまり詳しくはないのですが