平塚SHIN UPRISINGから流れ流れて

『SHIN UPRISING』にて

 さて再び平塚でのネタ。Itopさんと待ち合わせの『SHIN UPRISING』というダイニングバーへと向かう前に一応念の為に電話してみるとこれから支度して家を出るとのこと。まだ暫くこないようならもう一軒行こうかと思っていたけれども、このままお店へ向かうことにします、雨も降っているしね。
 お店に入ると去年は割と椅子席が設けられていたのが、半分ほど立席でした。Itopさんは立っているとおそらく体にダメージがあるので、入り口のすぐ脇のテーブル席を占拠してチビリとビールを飲むことにします。一人¥2,000で飲み放題、パーティー料理だけですが食べ放題、更に途中何度でもチケットを持っていれば出入り自由という何とも太っ腹な企画ですけれども、入店してすぐに出てくるのが刺身と揚げ立ての天ぷらのセット。ここの天ぷらはかなりレベルが高く若い人が集うダイニングバーのレベルは遙かに凌駕しています。

 天ぷらはエビが二尾、インゲンが一本、コーンが二つです。このコーンが何とも美味しくてお替わりしたくなってしまうほど。長さ方向に半分に折り、それを包丁でサックリ切り落としたものを揚げてあるので、かき揚げではありません。
 しばらく飲んでいてホッピーに切り替えたところでItopさんとねこママさんが登場。確保しておいた席で久しぶりの再開を祝して乾杯。そうこうするうちにドンドン常連客でごった返すようになり我々の居るテーブルにも立食のお客さん達が相席になるようになり、こちらも落ち着かないので一旦外に出ることにしました。

 移動した先は、詳しいことは良く判りませんでしたけれども*1、すぐ近くの『立ち飲み処 ○喜 MARQUIS』というお店。以前は立ち飲みだったそうですが、スツールが完備していて当然座ることにしました。
 小洒落た洋風のお店ながら、日本酒や焼酎も揃っていますが、ひときわ目を惹くのはハモン・セラーノと呼ばれるスペイン産のハム。これがカウンター上に一ヶ、冷蔵ケースの中にも一ヶあるのです。*2普段市販品のハムは食べない主義なのですけれども、ハモン・セラーノはとても興味があるので迷わずオーダーを、と頼みました。

 これが、とても気になっていた念願のハモン・セラーノ。これで¥680でしたから、かなりの貴重品なのでしょう。こちらではそれぞれが好きなワインを選び乾杯。ワタクシは肉でも白ワインを選んでしまいます。肝心のお味はそれほど脂っこさはなく、塩分も程よくて噛みしめると熟成した肉の旨味がブワッと口の中に広がります。これではもう少し小さめに切ってもらってじっくりじっくりつまみたい感じですね。

 砂肝のガーリックソテー。実は最初にメニューを眺めていてお得なセットとしてワイン一杯と小皿料理一品がついて¥1,000のセット*3があったのでそれを注文してあったのです。三者三様で、他にはマカロニサラダのような和え物*4バゲットを使ったトーストなどがおまかせで出されていました。とりあえずは念願のハモン・セラーノを食することができて満足。ここでワインを立てつづけに三杯ほど干し、景気づいた我々は次なるお店へ。

 今年の2月に大船で出会った大衆焼肉ジンギスカンと同じ系列のお店なのでしょうか?同じ屋号です。いや、待てよ思い起こせば横浜の野毛で飲んでいる時に見つけたお店も同じような名前だったなぁと今思い出しました。

 北海道で生まれ育ったワタクシにとってはジンギスカンというのはやはり非常に馴染み深く、ついつい頼みたくなる物。タン塩と同時にオーダーが入りました。もうそろそろ閉店も近いですよ、と女将さんに言われますが、ここまで結構飲んできていますしそれほど食べられないだろうということで気にも留めずに飲んでいると、アリャ終電の時刻が過ぎています。Itopさんも泊まっていけばいいと仰るし、最悪ネットカフェも調査済みでしたから気にせずに飲み続けます。働いているアルバイトの子も帰り支度をしているので、そろそろ撤収の頃合いです。お会計を済ませて再び『SHIN UPRISING』さんへ。
 もうかなりヘベレケだし、お腹もいっぱいなのでここでは一杯お酒を飲んだだけで、ジンジャーエールで喉を潤し眠くなってきたワタクシに気遣ってなのか、真夜中に一路タクシーでItopさん宅へと引き揚げるのでした。

*1:雨降りで外観の撮影など手間を掛ける気はサラサラなかった

*2:写真をよく見ると他にも写っていました。

*3:その倍の2杯+二品の¥2,000のセットもあった

*4:マヨネーズがNGなので手を出さないから詳細は不明