ディープな王子をサラリと3

王子 一福さん

少し早めの山田屋さんの閉店時間に追い立てられるように、それでも大衆酒場の奥深い雰囲気を楽しんだ我々は、もう一軒ここも王子に来たら是非モノの一福さんに入ることにしました。ワタクシ読み方は当たり前のように『いちふく』さんとお読みしていましたが、今はたと気がついたのですが、『一服』に掛けて『いっぷく』とも読むことができますね( ゚Д゚)y─┛~~、どちらなんでしょう?

 こちらでもホッピーは置いていないのでこの日は我々には珍しく"ホッピーレスデイ"になりました。正直言ってここまで飲んできていてホッピーが飲みたいなぁと思ったのは否めません。その代わりにこちらのお店では『特製チューハイ』というのが名物になっておりますね。




 こちらはお通しの竹の子の煮物でしょうか?あ、いや確か自分自身でお品書きを見て頼んだはずです。いやぁここら辺から記憶が怪しくなってきているので記録(写真)がないとアヤフヤではあります。でも店内をバシバシ撮るといった雰囲気ではなかったのでこれも仕方がありません。その解決策としてはみかりんこさんのように取材メモを取るしかないのですが、そもそもそのメモを置き忘れてしまったり・・・(;´∀`)。


 もつ焼きとおでんが『売り』のお店ですから、おでんを頼むことにします。カウンターにはずらりと常連さんらしきお客さんが占めているのですが、テーブル席は意外とすんなり確保できました。
 物静かなマスターは物静かで少々話しかけにくい感じを漂わせているのですが、ドリンクを注文ついでに最初に写真の許可を求めると意外とあっさりOK。常連のお客さんにオススメの品を教わったりと比較的年齢層の高いお店ですが心地良く過ごすことが出来ました。まぁ、今まで3回目の訪問ですが年齢層の高さを感じたことはないので、この日がたまたまなのでしょう。我々が若い方に位置するというのは微妙な気分です。


 アジの開き、こういうので飲むのもまた一興。これがきっかけだったか何がきっかけだったのか判りませんが、いつの間にか糠漬け談義に花が咲いたりで、ぽぱいさんとみやけんさんは黙ってにこにこ聞いていて下さいました。みかりんこさんの仰っていた60年ものの糠床というのも気になるところでありました。
 そうこうして、そろそろお開きの時間が近づいて来ました。ワタクシとみやけんさんは正反対ながら京浜東北線、ぽぱいさんとみかりんこさんはタクシーで板橋方面に出ると便利とのことでしたので王子駅前で固い握手と再会の約束をを交わして家路へと着いたのでした。