北品川 もんもんにて

tominxanadu2011-11-12

 先日のこと。特に用事もなく仕事帰りにいつもは立ち寄らないハナマサでブラブラと食材を見たりしてさて、ホッピーにビールなんてのも悪くないなぁと内心ほくそ笑んで意中のお店に向かって歩き出したところ、ポケットの中でブルブル震えるワタクシの恐ろしく古い携帯ちゃん。見てみるとサイドブログでお世話になっている方からのメールで、『今日ですよ〜』と一言。一体何のコッチャ?とメール返信してみると微かに記憶の片隅にこびりついていた北品川のお店の飲み会がその当日だとのこと。エッ(゚Д゚??゚Д゚)マジ?と錦糸町駅に急行しながらメールのやりとりをして北品川に向かったのでした。すっかり勘違いしていて来週の飲み会のことはしっかり覚えていたのですが、このことは飲んでいる時に貰ったメールで返信はしていたもののすっかり失念していてご迷惑をお掛けしました。やはりすっかり始まっているのかもしれません(何がって聞かないで)。
 逸る気持ちを抑えつつも乗り継ぎが案外うまく行かなくて、ようやく北品川に着いたのが開始予定時刻の19時。お店の位置は携帯で移動中に探しつつも、実際の道を歩いているとどうも『駅から歩いて3分』の情報よりも遥かに歩きすぎたようで、グルーっと遠回りしてわざわざ先程過ぎてきたお店の前に到着(泣ける)。
 決して広いとはいえない店内はすっかりお客さん達で埋まっています。その奥の方に以前に見掛けした(話したことはない)方のお顔を見つけてグイグイと歩を進めます。夏にsawaさんの誕生会でお会いした時の方々からの選抜メンバー、ワタクシを含めて5名での予約でした。

 何とか10分遅れで到着したものの先に焼き始まっていましたので、何かはよく分からなかったですがコリコリした食感のモツをつまみながらホッピーでようやく人心地が付きます。色々と注文してあったみたいですがその時点に居ないので何かは分からないワタクシにとってはサプライズ注文。ある意味お店にお任せの状態と同じですね。

 お誕生席のワタクシの正面にはその日のおススメのメニューなどが書かれていました。斜めになっているのは何故かは知りません。普段焼肉など滅多に手を付けないのでいろいろな部位が書かれていてもすぐにパッと分かったりはしないのです。それにしてもホルモン系も呼び方が色々とあるし、関西系の呼び方も混じっっているような気がしましたが。

 こんな素晴らしいサシの入り方をしたお肉はなんなのでしょうか?より詳しくはsawaさんのブログを参照されて下さい。味を覚えるために食べましたが、牛肉の苦手なワタクシでも結構しつこくなく食べられました。

 正面の壁に書かれていた『塩ダレにんにくハラミ』塩ダレで揉み込まれていてにんにくをタップリとなすりつけてあります。これも柔らかかったですね。基本こちらのお店のものは下味が付いている感じで、特にタレを付けなくても良いぐらいでした。レモン汁を付けては居ましたがね。

 いつしかホッピーはワインのフルボトルにチェンジ、そしてこんなシュワシュワしたマッコリまで。五人だと一本取ってもすぐに空いてしまいますね。sawaさん曰く『瞬殺』という言葉がピッタリ。

 最後の方でワタクシが主張したクラシタの上。上と並とで¥200差でしたら上を頼みたいものです。5人頭割りで¥40の差ですからね。その時に気になっていたこの部位はと言いますと『関西圏における肩ロースのこと。特に肩ロースの中でも、最も美しいサシが入っている部分をそのように呼ぶことが増えているようです』だそうです(大同門 焼肉用語辞典より引用)。
 これも柔らかく、最初から最後までダレることなく食べ続け飲み続けて、お会計一人あたり¥4,000弱。そりゃ予約の時間終了と同時に、お待ちのお客様がいらっしゃるので、と即時退去を促される人気店な訳です。すっかり満足、でもまだ飲み足りない、そんな気分で帰るのが翌日に残らない秘訣のようです。