続・雨の秋葉原にて

　肉の万世の立ち飲み屋さん『万世橋酒場』を出た我々は、秋葉原の主だった飲み屋さんをクルージング。石丸電気の裏側にある鳥万、そしてもう少し北の、老舗居酒屋『赤津加』、そして中央通りを渡り、ガード下あたりの居酒屋さんを何軒か。昭和通りを渡ると、立ち飲みの『百飲』、そして『加賀屋』さんがある辺りを経て、立ち飲みの『おかめ』を曲って馴染みのもつ焼き屋さんの『元気』へと入ることにします。

　雨降りの中、やはり金曜日ということもあり店内はなかなかの繁盛ぶり。店頭に張り出したテント部分で席を構えます。あいにくこちらではホッピーが無いので烏龍ハイを頂くことにして、きゅうり漬けとレバ刺しをもらいます。こちらのレバ刺しは串に刺して焼く前の状態をそのまま出してあります。味噌ダレをつけて食べるのですがこれが又良いんですよね♪きゅうり漬けはついつい手が出るさっぱりした一品。

　元気玉というシュウマイのように作られた肉団子の蒸し物。特製のタレが酸味をプラスしていてなかなか食べやすいです。大きさは結構大きめ。中のタネにレンコンのみじん切りのようなものが入っていて食感が面白いのです。

　もつ焼きも焼き上がって来ました。豚のナンコツとカシラ。カシラは脂身の部分で肉は少なめ。マスターのツネちゃんにツッコまれながら色々な話をしてしばしの滞在。久しぶりでしたがもうこの地でオープンしてすっかり地に足がついた、そんな思いがしました。*1

*1:浅草橋　西口やきとん時代からの付き合いです。事情があって本人はここに独立し苦労して築き上げているのです。西口やきとんのマスターは実の父親です。