京急蒲田から蒲田ぶらり歩き

夜の街は楽しい

 桜を見に、呑川に出るまでの道すがら、気になっていた『たわらや』という立ち飲み屋さんに立ち寄ることにしました。角が焼き場になっていて、店主らしき人が持ち帰りのお客さんの相手をしながら焼いているようです。
(再掲)
 こちらの入り口から入ることにします。先客はカウンターに二人、テーブル席に(もちろん立ち飲みですから椅子はありませんが)お一人。壁際のテーブル席に陣取ることにします。

 見るともなく夕方の再放送のドラマを眺めながら、ホッピーを頼むことにします。北海道では飲んでいなかったですからね、2日ぶりになります。いつもホッピーばかり飲んでいますが、やはり飲み飽きないのがいいところなのですネ♪つまみは2〜300円ほどと手頃なお値段設定。

 カツオのたたき¥300。北海道で新鮮な海産物を食べてきたばかりなのですけれど、カツオは大好物。小さい頃に記憶の中では初めて食べた時、蕁麻疹(ジンマシン)が出てしまったことがあったのですけれども、それ以降も懲りずに食べています。鮮度の良い物にこだわりはなく、結構幅広く手を出してしまいます。この盛りで¥300とは立派です。ウチのお店にはないラインナップも参考になりますね。この一杯で辞去しまたすぐ近くのお店をお邪魔しましたが、知り合いの姿はなく、少々残念に思いながらもしばらく飲んで、アーケード商店街の中を抜けながらJR蒲田駅方面へと向かいます。

 少々酔っていましたので、西口に出てからブラブラと散歩をしました。以前訪れたお店が結構入れ替わっていたりして、時の移ろいを感じます。錦糸町にもある立ち飲みのお店はなんだかすっかり変わっていたようです。
 蒲田の西口に来たらここに来なければ気が済まない、鳥万さんに到着。撮影して看板を改めて見ると、から揚げの文字に一際惹かれてしまいます。それでも入り口に掲げられていたサービス品のイナダ刺し¥200の文字を見逃すはずもなく、『サービス』とボソリと告げると読みかけの本に没頭し始めます。ホッピーを傾け雑然とした酒場で本を読むのも悪くはありません。

 から揚げは意外とあっさりとした下味で軽く醤油の風味がするかなぁというぐらい。もう少し味が欲しいと思っているのは、酔って来ている証拠でしょう。後から隣りにやって来たお客の貧乏揺すりに嫌気が差したところで、丁度ホッピーもなくなりましたのでお会計。帳場で幾ばくか支払い、地下道をくぐり抜けて再び東口へと向かいます。

 先ほど京急の駅からJRへと歩いている間に見つけておいたニュータンタンメンのお店。蒲田辺りから、横浜方面に幅広く展開している一種独特のニュータンタンメンのお店なんです。ウェブでいろいろな記事を読んで以来、時折目にしていたのですけれども車に乗っていた時ばかりなので、思いかなわず。ようやく今回入ることができました(喜)。
 タンタンメンとは言いつつ、いわゆる四川の肉味噌を載せて、ゴマベースのスープで、という感じではなく、オリジナルで進化を遂げた感じのもの。ワタクシの知っている中では大井町のお店で食べたものと似ている気がしました。野菜などは入っていなくて、溶き卵を入れているというシンプルなものですが。

 ここでかなりお腹が一杯になり、その後はしばらく休憩。どこかで飲もうかと画策はしていたものの、〆のラーメンを食べてしまっているので、もう無理。
 まだまだ他にこうして立ち飲み屋さんを発見しても後の祭りです。ここも良さそうなんですけれどもね。

 かるちゃんというお店は立ち飲みでうなぎがつまめるようですね。と、今画像を編集して気が付きましたが、その上には五坪というウェブで見かけて気になっていたこれまた立ち飲み屋さんがあることに気が付きました。これはまた行かなければなりませんね(^_^;)。この日はこれにて打ち止め、京浜東北線で大人しく帰途につきました。