京浜東北線沿線ツアー〜越境・大宮編その3

tominxanadu2012-08-28

 更新が遅い上にこの引き続く暑さでどうにもやる気が起きないですねぇ(^_^;)。グズグズと更新していても、漫然とした記事を読まされる読者各位にも失礼なので、今回はサクっと一気に仕上げます(^^ゞ。
 高出力の東側のお店二軒を堪能した我々は、巨大ステーション大宮駅をトラバースして向かった先は酒屋さんが経営している角打ち。石丸酒店というお店です。

 画像でもお分かりの通り、正面向かって右側が通常の酒店としての店舗。左側が趣きのある角打ちになっておりました。
 みやけんさんの記事を読んで知って以来、ずっと行ってみたかったお店の一つであります。予想よりも広い店内、お客さんが5・6人ほど楽しまれておりました。

 いわゆる酒代が廉価で楽しめるからと酔客が集まるのではなく、しっかりとした日本酒のセレクト、そしてそれに惹かれて日本酒好きのお客さん達が集まるお店の感じです。おつまみもそれに応じて心憎い、酒飲みの心をくすぐるような品揃えです。

 日本酒は半合(5勺)ほどの量で、色々なお酒を楽しむにはもってこいです。以前飲んで好印象だった『こなきじじい』を頂くことにしました。

 各々が思い思いのお酒とおつまみをセレクトしまして乾杯。薬味たっぷりの冷奴、暑い夏にはサッパリとして風味の良いミョウガが効いております。ショッコ(カンパチの若魚)の刺身、いぶりがっこクリームチーズイカの丸干(?)をつまみに二杯ずつ飲み干して夜風を楽しみつつ、再び大宮駅へ。宇都宮に在住のバムセさんとはここでお別れして、二度目の東口。ここが地元のみやけんさんがハマっている煮込みを試してみようということなのです。

 南銀を奥に進んだところにある、『酒蔵 力』。以前から入ろうと思いつつ入り損ねていたお店の一つです。賑々しいお店の外観はうーん?と思うときもありますがこちらの場合むしろ好ましい印象を抱きました。

 こちらがミヤケンさん御推奨の煮込み。なるほどコッテリ系ですね。でもこのコッテリなのにこれでなくてはいけない、と思わせる何かが素晴らしいです。話の中でこれに麺を入れても、と言う一幕がありましたが、それもイケそうな気がします。ウチのお店の煮込みではサッパリ系を狙いますが、こうした形態もアリだと心のなかで深く頷いて大宮の夜は更けていったのでした。