魅力あふれる蒲田へ〜京浜東北線ツアー

蒲田に鳥万あり

 前回の記事とは時系列では前後するのですが、関係各位にはあしからず。
 ここのところコンスタントに続いてきている、京浜東北線沿線の街を訪ねるツアー。ごく一部では京極会(東北線沿線をめる)と命名されているようですが(゚Д゚ )ナニカ?
 さて今回の訪れた街は、東京二十三区では最南端の駅、蒲田でございます。旧来の読者の皆様であれば、ワタクシが過去に大森に住んでいたことがあり、並々ならぬ因縁がある街であることはご承知かと思います。
 今回の参加メンバーは前回の大宮同様に、みやけんさんぽぱいさんガクチさん。というか、前回の大宮駅編で最後のお店で、じゃぁ次回は思いっ切り逆に、南の端へ、ということで速攻で決まったのでした。

 まだ夜の帳が下り切る前に到着した蒲田駅。少しブラブラとして久々の蒲田駅周辺地域を探索することにしました。前回来たのは1年以上前のこととは記憶していますが(京急蒲田方面を含む東口は今春に訪れております)、いや、立ち飲み屋さんの増えたことと言ったら全く驚くほどです。立ち飲み屋大好きなワタクシにとってはむしろ歓迎すべきことなんですがね。

 しばらく歓楽街をうろついていると、しきりにメンバーからのメールが飛び交うようになって来ましたので、集合場所である蒲田といえば、の鳥万さん前に急行することにしました。
 いやぁいつ来てもこの佇まいには心惹かれるものがありますねぇ。否、これに惹かれない人とは酒を酌み交わそうなどとは思いたくないものです、そのぐらい実にいいい感じです。もっともそれはこのお店を訪れ知っているからで、知らない人が見たら何とも思わないかもしれないのですから、余り高圧的に出るのも大人げないものです(ノД`)反省。

 外観を撮影しているとみやけんさん、ガクチさんと集まり、ぽぱいさんはどうも先に0次会を済ませて来ているようなので、お店に入ることにしました。
 早速お運びのオネエさんがこの日のおすすめを書いたメモを厳かに取り出しました(ややオーゲサ)。
 サービスは通常いくらなのかは失念しましたが白魚刺しが¥200でした。みやけんさんは好物の鰹のタタキ、話の流れで、すずき刺しも頂くことにしました。

 料理を待つ間に、壁面をパチリ。もうワタクシ、かねてから申し上げている通り、このように夥しいほどまでのお品書きが張り巡らされているのを見ると無性に嬉しくなってしまう質なんですよね。何にしても格安の値段が付けられているのがエラい、といつも感心してしまいます。
 程なくしてホッピーが運ばれ、ぽぱいさんも到着。改めて乾杯し宴が始まります。

 右上から鰹のタタキ、もやしとニラ玉炒め、すずき刺し、白魚刺し(時計回り)。白魚刺しは思ったよりも歯応えというかプリッとした食感でサッパリとしてなかなか。後のものはそれぞれ想像を裏切ることのない、卒のないお味でございます。
 以前来た時に、やや物足りなさを感じていた鳥の唐揚げですが、ガクチさんによりますると、その後改良がなされて以前よりも良くなったとのことですから、これは頼まずには要られますまい。鳥万、と鳥が屋号に入っているぐらいですから。

 鳥の唐揚、こちらは骨付きの部位、というか丸鶏を捌いて使っているのではないでしょうか?一人でツマミにするにはやや多いぐらいの量。4人だとこの後のことも考えて丁度良いぐらい。なるほど前回物足りなさを感じた薄味が解消されはっきりした味付けに。個人的にはここに粒胡椒をグラインドしたら、と考えますが持ち込みはお店には迷惑千万。後の行程もあるので厚揚げを片付けてお座敷を後にしました。