小ネタドカドカその3

 さてまだまだ続きますよ〜。
米子駅前のホテルにて
 米子の夜を過ごすことになったワタクシが、全く未知の地を歩き回っていた時のこと。飲み屋街を歩いていて、ふと向こうに見えた風景。

 どうにも電線が邪魔で見にくいですが東横インではなく、米子ユニバーサルホテルというホテルの屋上看板です。¥2,580(小さく税サ込¥2,980と記載)で朝食・夕食無料と謳われています。しかも温泉・サウナも無料とは凄いですね。ただ、今(2014年7月)HPにアクセスしてみるとそんなこともなく、一泊シングルで税込み¥4,990となっています。何でだろう、不思議ですね?でもいずれにしても、駅の目の前にあるという好立地、朝食だけでなく夕食までサービスされていること、温泉付き、サウナ好きの方ならそれだけでも大分お得感満載ですね♪長期の工事現場がこちらの方にあれば、関係者諸氏にはタマラナイ魅力となること間違いなしではないでしょうか?

■かしわ
 ワタクシがこよなく愛する食材、鶏肉。これが『かしわ』と呼ばれることは知識と知っていましたが、実際に身近には使われることはないので油断していました。鳥取から一晩掛けて九州入りした博多の朝。朝食にうどんを食べようとして散々歩き回って天神の駅で入ったやりうどんさんにて。

朝うどんセットということで、ハーフうどんと『かしわおにぎり』の嬉しいセットが税込み¥288。育ち盛りならこれが2セットでも行けるでしょうが、それでも¥600以下ですものね、安い。っていうか今回の主題はそこではなくて、かしわおにぎり、と記載されている点。関東に暮らしている身としては、『鶏五目おにぎり』、『五目おにぎり』ぐらいが見受けられるでしょうか。というよりも、これくらいの値段だとライス小が付いてくるか、せいぜいおむすび(無意識に打ち込んだけれどおにぎり)が付いてくるぐらいではないでしょうか(←まだ値段にこだわっている)。

 又別のお店で、春吉の弥太郎うどんさんです、ブレてスミマセン(^_^;)。こちらでもかしわおにぎり、¥180ですし、かしわうどん・そばがメニューに記載されております。更には鳥取でも見かけた親子うどん、派生の他人うどん(恐らくは豚肉を玉子とじで)なんかも見えていますね。博多は水炊きでも有名ですし、鶏肉が好きなんでしょう。ワタクシ向きですね。そう言えば『かしわめし』『かしわ』という記載もかなりメニューで見受けられました。
 ちょっと調べてみますと、

現在、「かしわ」という言葉を使うのは、東日本では秋田県だけ、愛知県・富山県近畿地方一帯と愛媛県の一部・福岡県・鹿児島県など西日本に集中しています。

                  大本のソースはNHKのHPだそうですが、現在はリンク切れになっていますけれども、Yahoo知恵袋より

 また面白いのが

  • 岡山弁では、老鶏の肉のこと。排卵を終えた親鶏の肉など。   Wikipedia『かしわ』より
  • 香川県岡山県では、老鶏(特に排卵を終えた雌鶏など)の肉を「かしわ肉」と呼び、販売され、食されている。   Wikipedia『鶏肉』より

というのもあり、微妙にお国によっての違いがあります。

■七味か一味か
 ワタクシは以前から当ブログでも取り上げているように七味好きなんですが、結構これが人によっては七味ではなく一味派が存在しています。ともに唐辛子を主原料としていながら、ピリリとしたシャープな辛味が特徴の一味に対して、辛味を纏いながらも香り豊かな風味を与えてくれる七味。ワタクシの暮らしている、そして食べ飲み歩いている地域ではどちらか一つという(二つ常備しているお店は少ないのでは?)お店では、七味が多いように感じます。大体がS&Bかハウスですけれども。

 今回旅をしていて、これがどういう訳なのか、一味を置いてあるお店が多く感じられました。七味派のワタクシにはやや不満の残る結果となりましたが、どこが一味圧倒的優勢とか、七味が全くない地域というのもなかったので、ひと口に西では一味が多かったとは片付けられないのですが。