小ネタドカドカその4

 旅先で気がついたネタを小ネタ的にもう少し続けます。
■焼き飯・ヤキメシ・焼きめし
 西の方面に赴いて、すぐに気がついたのがこの『やきめし』という言葉。品書きの流れからすると、チャーハンと同意らしきことは推測されるのですが、それなら炒飯でいいのでは?と見る度に疑問符がプカプカと頭の周りを漂っていました。
 帰ってきて調べてみると、まぁ現在ではほぼ同意ということは判りましたが、そもそもの違いも明確にありました。
(博多の酒一番さんにて)
 炒飯というのは紛れも無く、中華料理から来ているメニューでありまして、例の玉子を油を吸わせるスポンジのようにしてナベにご飯がベタベタとまとわり付く事のないように、パラリと仕上げたものですが、『やきめし』はお好み焼き店などに常設されているような鉄板の上でご飯を炒め合わされた料理であるということ。それがいつしか鉄板を持たないか、持っていても必ずしもその上で作られなくても『やきめし』と呼ばれるようになっているようです。ワタクシは元々コナモンと呼ばれるお好み焼き・もんじゃ焼きといった類のものは口にしないので関東でも『やきめし』というメニューが有るかどうかは知りませんが。ラーメン屋さんでラーメン・半チャーハンの時は何て言うのでしょうかネ?
■福岡県は戦国時代好き?
 これは以前初めて九州を訪れた時、というか博多を訪れた時に思ったことなんですけれど、戦国武将の名前を取り入れた焼き鳥チェーンがあることに驚きを禁じえませんでした。今回その点を注意深く見ながら歩いていてますますその思いを強くしました。

博多にて。天神からJR博多駅に向かう途中『ひげ将軍』という名の葵の御紋。

家康さんは超メジャーチェーンです。

こちらのお店、戦に使われる兵器の中でも近代化されていますが。三軒ほど固まった焼き鳥屋激戦地ですが、真ん中には日吉丸というお店。確か豊臣秀吉さんの幼少の名前でしたね。

こちらはそのまま戦国さん。以上久留米にて

再び博多・天神に戻りまして。信長というお店がありました。秀吉というのもあるかなぁと調べましたら、あることにはありますがあまり記事に取り上げられていないようです。ただ、記事数が少ないからといっても常連さんがソッとしておきたい場合もあるから、食べログだけが正しいとは限りません。
 小倉を訪れた時には武蔵というお店で一献傾けましたし、やはり福岡県は戦国時代・戦国武将が大好きなのでしょうかね。実際には見掛けませんでしたが、信秀本店というお店もあるそうです。歴史を中学以降やっていないワタクシは誰?なんですが(-_-;)。
■紅しょうがと高菜漬け
 従来の味噌・塩・醤油と並びもはや完全に市民権を得たとんこつラーメン。そのお店でよく見掛ける無料サービスのトッピングというか薬味としての紅しょうが。関東ですと割と真っ赤な、ある意味毒々しいまでの鮮紅色を誇る紅しょうがが多いように思います。ちなみに『とんこつラーメン 紅しょうが』で検索した結果はコチラ。
 ところが、今回朝は必ずうどん、夜はとんこつラーメンを食べるようにしていたのですけれども、訪れた各店舗で。意外とマイルドな紅しょうががお出迎え。

 余り写真が残っていなくて恐縮ですが、久留米の精陽軒というお店で。黄味がかった照明のせいでより赤っぽくなっていますが、かなりマイルドな紅しょうがの発色度合いです。店頭で売られている紅しょうがも割とマイルドなものが多かったように感じました。
 また、続きましてはバカみたいに入れるとコスト的にも痛いし、辛すぎて残念な結果になる辛子高菜。何度も取り上げますが『フクショク C&C』さんで見ますと、まぁビックリ軽く10種類以上販売されていました。西鉄天神駅地下の食料品売場ではそこまで行かないにしても6・7種類の高菜が販売されていました。さすが本場は違いますねぇ。