文化鍋

 とある夏の日、さてワタクシは一体何個の鍋を所有しているのかと疑問に思い数を数えてみました。
 変な話ですが、鍋が好きです。ここのところ寒くなりましたからねぇ、って、そっちの話ではなくって、鍋そのものが好きだったりします。かと言って高級ブランド鍋や揃いのセットなんかは興味ありませんけれど。土鍋や鉄の鍋を見るとつい欲しくなってしまいます。すべての鍋の話は次回に譲るとして、その中でも今回は文化鍋について。
 学生時代に一人暮らしで北海道の実家を出て一人住まいを始めた時に、引っ越した翌日ぐらいの極早い時期に横浜の高島屋さんに買いに行ったアルミの文化鍋。当時からどうも炊飯器が古くなってきた時のニオイに幻滅してしまうワタクシなので、炊飯器を買うという選択肢はなく、当然のように文化鍋を購入したのでした。

アルミ鋳物文化鍋 16cm(1.7L)/62-8167-46

アルミ鋳物文化鍋 16cm(1.7L)/62-8167-46

 当時5,000円ぐらいしたと思いますが、かれこれ20年以上使っていることを考えると、炊飯器を10年使い倒して2台買うよりも遥かに安い買い物だと考えられます。っていうか鍋ってそうそう壊れるものではないですしね、通常の使い方をしている限り(火にかけっぱなしで、空焚きするとかは論外)。

 経年変化はしていますが、数カ月前に思い立って金たわしや鉄のブラシを使って磨いたのでかなり綺麗になりました。たとえ焦げ付いても、しばらく水を湛えて漬けておくと柔らかくなり、金たわしでこすると綺麗になるし、そもそも鍋炊きウン十年のワタクシは焦げ付かせることはないのです、ナハハ( ̄ー ̄)。そもそもオコゲが好きではないのでね。