You're no good

 昨日は朝からの仕事で、帰宅後に眠い目をこすりながら来月に買う候補のCDを考えながらPCに向かっていると、Michael McDonaldのライブ映像にぶち当たりました。
 世間一般的にはMichael McDonaldと言いますと、The Doobie Brothersでの第二次大成功の立役者としての評価が高いようですが、と同時にアメリカンハードロック路線からAOR路線に大幅に舵を切り替えたことで、初期の路線が好きなファンからの評価はあまり芳しくないように思われますが、いかがでしょうか?私個人といたしましては、アメリカンハードロック路線が好みでしたので、支持しない派なんですが、それよりも彼の歌声はそのThe Doobie Brothers〜Soloとなった時の"On my own"という曲で初めて知ったのでした。
"Patti LaBelle - On My Own ft. Michael McDonald"

 その後、Steely Danっと出会ってそのバックコーラスにも参加していてそのイメージが強いせいか、あまり個人的にはThe Doobie Brothersでの、というイメージはないのです。
 さて、こちらが昨晩見ていた映像。
Michael McDonald Hits Medley - Live 2009
Minute By Minute / What A Fool Believes / Taking It To The Streets

 皆様にもどこか聞き覚えのある曲だとは思いますが、最近か、少し前のTVCMで使われていた記憶があります。
 それにしてもバックのというか演奏しているミュージシャンが余裕たっぷりで実に巧いです。ベース耳なのでベースにまず耳が行きますが、手堅く出しゃばらないものの控えめ過ぎない。G.も弾き過ぎずに綺麗なトーンです。またなかなか映らないのでイライラさせられますが、Ds.の女性も実に巧いです。手堅くパワフルにタイトな演奏に好感が持てます。聞きながら踊っている観客のオネーサンも実に楽しそう。
 さて今朝目覚めてその映像を取り上げて記事にしようと思いつつ、他の検索をしていてYouTubeを見ているととんでもない映像にまたしてもぶち当たりました。それが本日のタイトル"You're no good"。Betty Everettという方がオリジナルで発売した曲ですが、ワタクシが手持ちのCDではLinda RonstadtVan Halenのもの。今回はLindaさんの物を見てぶっ飛びました。
Linda Ronstadt - You're No Good

CD(レコード)よりもTV番組ということでアップテンポなのですがギターソロからリズム隊がグイグイ押してきます。しかしそこに負けていないのがLinda姐さん。こういうのを聴いたら、とても日本人は敵わないなぁと思ってしまいます。