Cheryl Lynn

 この間届いたLuther Vandrossのベスト盤を聴いていたら、最近は耳にしていなかった懐かしい声が聞こえて来ました。それが今日のタイトルのCheryl Lynn泣く子も黙るディスコの超定番曲"Got to be real"が彼女の代表曲であることは言うまでもないでしょう。
 大抵のディスコのコンピレーション盤を手に取るとこれが収録されているのではないでしょうか?
 そのLuther Vandrossのアルバムに収録されていたのはこちらの曲。
 If this world were mine
 さてワタクシが所有しているのは彼女のこちらのアルバム
Got to Be Real: Best ofGot to Be Real: Best of Cheryl Lynn R&B/Soul/Disco
1. Got To Be Real (Single Version)
2. Give My Love To You
3. All My Lovin'
4. Star Love (Disco Version)
5. Shake It Up Tonight
6. I've Got Just What You Need
7. I've Got Faith In You
8. Keep It Hot
9. Day After Day
10. Sleep Walkin'
11. Believe In Me
12. If This World Were Mine
13. Encore (Single Version)
14. It's Gonna Be Right
15. Georgy Porgy (Disco Version)
 ちなみに彼女のCheryl Lynnという名前は

デヴィッド・ペイチ(TOTO)の父親でアレンジャーのマーティー・ペイチがTOTO (バンド)のデビューアルバムのバッキングボーカルに起用しようと電話でコンタクトを取った時に、本名の“リンダ・シェリル”を記憶違いで“シェリル・リン”と逆に覚えたことから。その方が覚えやすくてキャッチーだとされたことによる。

                        Wikipediaより

という話だそうです。
 そのTOTOのデビュー作での彼女の歌声はこちらの曲で聴くことができます。Gerogy Porgy by TOTO

今改めて聴くとそれらしい演奏の仕方をしていますね。そしてCherylさんの歌は完全にゲスト扱いのままで収まらずに対等の扱いになっていますね。
 もう一つ、このアルバムで初めて知った曲で、あまりダンスクラシックスでも一般的な認知度が低いかも知れない、でもかなりのおススメの曲がこちら、"Shake it up tonight"
 確かこの曲は、というかこの曲が収録されているアルバムのプロデュースはRay Parker Jr.が行っっていたと記憶していますが。
 ディスコブームの後、不遇の時代を過ごしている彼女ですけれども、燦然と輝く名曲の陰に埋れてしまうには惜しい逸材です。現在では太ってしまって当時の面影は見る影もありませんが、何たってこの人は歌がうまいですね。