ビーギョー

 相変わらず仕事が休みの時には、川崎の街をブラついていたりするワタクシですが、おおよそ99%立ち飲みの『天下』さんを訪れてそれから他のお店を探索するというパターン。『天下』さんは昼過ぎ14時からの開店なので平日なんかはゆっくりと楽しめるのです。先日訪れた時は夕方18時にかなり近かったので、いくら立ち飲みとはいえ、結構な混雑ぶりでした。いつものパターンでホッピーを二杯と某かをつまんで退散。すると堀之内方面に一回だけ入ったことのある老舗の中華料理屋さん『萊萊』さんを思いついたのです。その前の週はお休みでして残念な思いをしたのですが、振り返って入ったお店がこれ又ハズレのペケ。18時過ぎに入店なのですが、開店したばかりと思しき感じが漂いますが、包丁をシュッシュと研ぐ音が店内をこだまし、研いだばかりの刃で切っつけられてもなぁとつまみを取る意欲もなく退散、いやぁ参りました。お通しも出してこなかったのでビール代だけで済んだのがせめてもの幸い。
 話は戻り、先日の話。『天下』さんを出たワタクシは再び『萊萊』さんを訪れようとした時、ふと、もう1軒手前に年季の入った餃子屋さんを発見。ここには今まで気が付きませんでした。『天津餃子舗』というお店です。値段が高いのだかよくわかりませんでしたが、その時の気分で入って餃子を注文。飲み物はオーソドックスな品揃えで、瓶ビールのケースをチェックしてキリンということを確認してから注文。大瓶で供されたものの、¥650はチョッと今の御時世高く感じますが、こういったお店では普通でしょうかね。大阪で¥390で飲んでいたりしたワタクシからしたら・・・。

 お店は周りの喧騒をかき消すかのように静かに時が流れていて、年配のご夫婦がそつなく仕事をこなしコチラもゆっくりと楽しめました。瓶ビールも持て余すこと無く、かと言って足りなくなることもなく焼けてきた餃子とピッタリの配分とで食べ終えました。大瓶なのでこれでも結構お腹が膨れましたので御暇しましてお会計¥1,100。う〜んお店の雰囲気、料理共に満足ですがビールと餃子で¥1,000を越えるというのは・・・。ワタクシがケチなだけなんですがね(^_^;)。