二月!そしてその4

tominxanadu2006-02-01

 早いもので、今年に入ってもう一ヶ月経ちました。(−−);昨日今日、とはっきりしない天気で朝起きてからずうっと雨です。この間の予想では昼過ぎには上がるようなことを。期待していたけど、強くもない代わりに止まないですね。日曜日は例年にないくらい気温が高かったのに。
『ひよこ』さんからこの間コメントを頂きましたが、ぴよぴよNet TOPはバイクに乗る方は勿論、乗らない方にも面白いと思います。最初、バイクのメンテナンスのことでグぐったりして見つけたんですけど、教習所編でのドキドキさ加減やお茶目な教官の様子で大爆笑してしまいました^^。皆さんも一度読んでみては?
 
 さて、続き。正直言って、その晩大変なことが起きました。焚き火もしますが、やはり自分でキャンプ用のコンロ(その世界では、ストーブと言う。ただし、ヒーターみたいに暖かくする物ではなく、持ち運びの出来る煮炊きをするものです。で、ワタクシの物は、車用のガソリンは勿論、ホワイトガソリンと言われるその道の最高級の物、軽油、灯油が使えるMSRと言うメーカーのドラゴンフライと言う機種を持っているんですが、灯油をこれまで使ってきて(コスト的に安いから)バイクに乗るなら予備的に燃料を持っていると便利だろうと言うことで、この晩ガソリンに切り替えたんです。このドラゴンフライと言うのは色々な燃料が使えるんですが、燃料の吹き出し口(ジェット)の口径が二種類あり、灯油用は少し口径が大きくってガソリン用には小さいものに換えなければはならないのです。作業自体は、ジェットがねじになっているのでそれを外して、別の物に付け替えるだけです。しかし、砂浜で、しかも夜に作業していたワタクシは、何を思ったかジェットを外した瞬間、シェーカー機構というジェットの詰まりを除く可動式の駒付きの針を振ってみたのです。汚れが落ちるように。しかし、ジェットの外したそれは、押さえのなくなった状態でシェーカー自体が飛び出す結果となり、暗い砂浜に消えてしまったのです。




 三秒ぐらい固まってしまいました。
ヤヴァイじゃん!
 手探りで探しますが、ちっとも分かりません。どーしよー(TT)。
 とりあえず、ジェットを取り付け燃焼してみましたが、全然不完全燃焼で、ドラゴンフライ特有の燃焼音にならず、炎もオレンジ色です。ねじがうまく嵌っていませんで。購入した神保町のお店に電話します。何せ、状況が状況なので、自分でも笑ってしまうぐらいおバカな状況で。すると、シェーカーの針は取り寄せしてもらえることとなりましたが、無くても使用可能ですが、不完全燃焼は良くないとの事。もう一度火を消して、冷ましてから嵌め直してみます。でも何だか炎の色も悪く、元のジェットに直しました。灯油用です。するといつもの轟音をたてて燃焼しました。灯油とガソリンがパイプの中で喧嘩していたようです。
 この時点で、今回の旅行は続けることにしました。安く上げるにはキャンプ場にも行かず自炊が欠かせません。大急ぎで、夕ご飯を食べる為に調理開始です。鴨川のベイシアで一人用の鍋セットを買っておいたんで^^(\298!!)でも何となく本調子とは思えなくって、焚き火で煮炊きしたんですが、斜めってしまって、汁が7割ぐらいこぼれたり。やはり慣れたストーブが良いです。
 何となく物足りない感じで夕食を済ませて、8:00。寝るには早いし、国道から入ってくる時に、中華料理屋があったので、餃子でも、と出かけるともう閉店です。この辺りじゃぁ、しょうがないかと思いながらも、天津の駅前まで散歩です。すると何となく飲み屋があり、何となく入りました。全く他の客も居なく、店主らしきオッサンとカウンターにおOちゃんが。ポツリポツリと話し始め色々と語り、10時頃には帰宅(笑)寝てしまいました。
 その晩は、全然寒いことも無く、非常に心地よく過ごし、翌朝を迎えました。それが昨日の写真です。朝焼けです。
 それで、朝は粟斗と言う鴨川の温泉に行こうとしたんですが着いたのが9:40。ところが、\1.100と言う値段に納得いかず、と言うのもこれから大多喜方面、いわゆる養老の滝方面に向かい温泉など幾らでも出てくるからです。で、天津の野営地から峠越えをしました。最初こそ順調でしたが、所々雪が残っています。
 ビビリながら、何とか山越えして、知っている船子まで。途中ガソリンが足りるか分かりませんでしたが、辿り着き給油&食事を。山越えのせいかとても寒くて、膝がやられてしまいました。
 午後は雨具のズボンを履くことにして、勝浦方面から御宿方面。膝から次第に全身が寒くなり、風呂を探しますがやはりなかなかいい風呂に出会いません。ムッとしながら御宿からも北上、一宮、大原、白子と進みます。太陽の里といううそ臭いのもありますが、もう一つ白子アクア健康センターと言う公営らしいものがありましたのでそちらに。ところが何と、\1,700。全く予算外です。少し戻って、\700の温泉へ。膝がもう限界でした。温まりながらも、今夜の泊まるところも考えねば。九十九里に行けば幾らでも。と思っていたんですが、ウミガメの産卵地ということで、キャンプ禁止です。それ位なら端の方でと思いましたが
流木が全く無く、焚き火も無理です。凍死確実。
 やむなく、というか心の隅ではホッとしながらも宿探しです。ところが、シーズンならイザ知らず夏は海水浴客相手の民宿も八割がた閉まっていて、開いていても素泊まり\4,000以上。何とか\3,000のところをようやく見つけました。なかなかファンキーなホテルでしたが、来月閉店してしまうということで。
 明日、いよいよ最終回です。