TOTO

Rock・Pops
1. Child's Anthem
2. I'll Supply the Love
3. Georgy Porgy
4. Manuela Run
5. You Are the Flower
6. Girl Goodbye
7. Takin' It Back
8. Rockmaker
9. Hold the line
10. Angela
　'78年発表の彼らの１stアルバム。'92かそれぐらいのライブを見に行った時も、ここから#1が演奏されていました。会場に早く着いたのですけれども、リハーサルでこれが流れていて、まさかと思っていたら本当に演奏して涙が出そうになりました。割とシリアスなタッチInstのこの曲から始まり、#2はどちらかというとポップな曲調。#3はVo.がS.Lukatherと女性Vo.の絡み。この女性Vo.こそがシェリル・リンで彼女は『Got to be real』のヒットで知られておりますね。全く別のCDで知ったんですが、彼女は芸名で本名はリンダ・シェリルといい、このTOTOのKey.のD・ペイチが名前を聞いたときに勘違いしてシェリル・リンだと思ったというエピソードがあるとのこと。
　#4、#5と緩急織り交ぜADではB面の一曲目、#6はロックナンバー。#7は一転甘い曲調。それぞれVo.が交代して、リードVo.もいますが、歌えるミュージシャンを抱えるこのバンドの強みが発揮されています。#8はRockと曲名についていますがポップ、次の『Hold the line』のほうがロックっぽいです。そしてラストの#10まで飽きさせない展開で、1stにして既に完成していたアルバムでした。