Permanent Waves/Rush 前夜

Permanent WavesRock・Progressive

  1. the Spirit of Radio
  2. Freewill
  3. Jacob's Ladder
  4. Entre Nous
  5. Different Strings
  6. Natural Science

 一応、ここの所の表記例によって、Progressiveを入れてみましたが、やはり違和感が有りますねぇ。長年の慣例によって、Rushはプログレのジャンルに入りますが、いわゆる、YES、Pink FloydKing CrimsonGenesisEL&Pと言ったプログレとはちょっと違う感じの音楽です。そういった時期もあったけれども、変革期にあったのがこのアルバムと言う気もします。
 その、象徴的な曲が、#1の"the Spirit of radio"です。
今までずっと読んでいて頂けた方は、またRushか…と思われますでしょうが、実は、これまで紹介してきたのは半分ぐらいなんです。マダマダアリマッセ〜。
 それこそ、何でRushが好きか?と言うのは説明するのが難しいのですが、例えば。Metallica『…and justice for all』...AND JUSTICE FOR ALLMegadeth『Rust in peace』Rust in Peace、『Peace sells(…But who's buying』、Anthrax『Persistance of time』Persistence of Timeと言った、スラッシュ・メタルと言われる音楽を聴き始めた頃に、『転調』というものを覚え、クラシック音楽では、転調と言うと長調から短調に、とか又はその逆であるとかですが、Rock、それもProgressiveの場合はテンポの変化で有ったりする場合が多いのではないでしょうか?そんな時期に出会った、Dream Theaterが、Rushに影響を受けたと言うことで聴いたのが、そもそものきっかけでした。Rushもリズムチェンジが多いんですが、このアルバム『Permanent Waves』も、#1は結構変っているリズムで、イントロから慣れない方は驚くでしょう。そうして、過去の作風からしてもこの曲の明るさはチョッと当時としては、驚きだったのでは、と思います。聴き進むにつれて更にはレゲェのパートから、再びRockのビートに戻ったり。