御宿・勝浦〜海と魚と温泉と〜その1

tominxanadu2007-04-08

 大変久し振りに、キャンプに行って来ました。昨年、10月の末、天津小湊でのキャンプ以来です。行き先は御宿方面と決めておりました。と言うのも、本当は先週から行きたかったのです。浅草橋のちゃんこ屋さん『魞瀬(えりぜ)』での飲みの時に、ご主人が御宿の出身だそうで地酒『岩の井』とも懇意だということで。
 けれども、当日天気はあまり良くない予報で断念、今回の実現となりました。
 一度房総半島を一周しているとはいえ、御宿はあまり良くは知りません。しかしネットで下調べをしているうちに当時走った記憶が甦りました。
 いつものように、篠崎ICから京葉道路に乗り、蘇我ICで降ります。ケチケチで行くなら幕張で降りるんですが、蘇我まで行ってしまったほうが遥かに楽です。幕張から¥400しか掛かりませんしね。一旦、国道16号線から海側の国道357号線に出てホームセンター、『ジョイフルホンダ 市原店』を探しましたがこれに意外と手間取って何とか探し当てたのですけれど、意外に小さくアウトドア用品はほとんど無くてガッカリ。洗顔料を購入しただけで一路大多喜方面に国道297号線をひた走ります。
 かつての仕事でよく走った道とはいえ、自分ひとりで気ままにバイクで走るのではまた感じが違います。
 大多喜の船子交差点に立ち寄り、ホームセンター『コメリ』とショッピングセンターでお買い物。先日TVで見た大多喜の筍(関東では随一だそうです)を格安でゲット、20cmほどの大きさで¥120。
 後は一本道で海に出れば勝浦で北上すると御宿。しかし県道で分岐して御宿への近道があったので、勝浦には出ないで御宿へ直接辿り着きます。駅を起点にして、『岩の井』の醸造元を訪ねます。チョッと分かりにくい場所ですが良い佇まい。人の良さそうなご主人に小売をお願いします。静かな庭で鶯が鳴いております。
 いよいよ目的地の海で場所探し。順調に辿り着いたので時間的には余裕があります。こういうのは非常に良いですね。焦って探すとロクな事がありませんから。浜の片隅に良さそうな場所がすぐ見つかりましたが、流木がほとんど無くそれでも何とか落ちている木を集めれば、と言う場所に決定。すばやくテントを張り、地元のスーパーに買出し。今夜の食材にアジの一夜干し4匹¥128、サザエ2コ\732也。サザエはしばし考えましたが、お店で食べることを考えると安いか、と。
 テントに戻り火を起こし、いよいよ^^。『岩の井』の純米をちびりちびり、というかグビグビ。筍は下茹でをしておきます。先日購入したユニセラTGを組み立て炭を入れます。焚き火もモチロン、あるのですが調理したりするのにはこちらの方が便利です。実際、キャンプで焚き火は欠かせないのですが直接火に掛けたりすると鍋は煤で真っ黒、ヤニでべったり洗うのが大変です。知らない地元のオジサンがやって来てしばしお話を聞かせてくれます。元船乗りのオジサンは酒が飲めないらしく、ひとりでグビリ。少し寒くなってきてオジサンはとうとう帰って、筍を茹でながら焼き物。暗くなってきてこちらもすっかり上機嫌。サザエも上手く焼けたのですが、格闘も虚しく最後の方は千切れてしまい残念。そうこうする内に、雨が降り出し、それもかなりの降りで、急いでテントに逃げ込み即寝。酔っ払って記憶がないのですがキチンと歯は磨いたらしく、朝起きるとシュラフに歯磨き粉が付いていましたとさ┐(´д`)┌ヤレヤレ。