錦糸町・加賀屋その後

　にこけん(しもけん)の前日、訪れた錦糸町の『加賀屋』さんですがお伝えしましたとおりオープン記念として半額セールをやっていたものですから、それはそれは大変な賑わいでございました。
　その後、少し落ち着いた頃だろうと、行って参りました。
　夜から天気が崩れ雨になるといわれていたのですが、バスを降りた頃何となく怪しい降っているような降っていないような。
　サンクスの横の階段を下りると先日の開店の折りの花輪の台が店の脇にあります。店内は先日のような賑わいは見るべもなく。よく言えば落ち着いた雰囲気で来たるべき時を待っております。
　少しは先客が居るようですが、ふすまのように仕切られた向こうなので、垣間見ることが出来ません。海外からのアルバイト店員が所在無げに突っ立っております。カウンターに通されることもなく、フロアの席に。ココに来たらホッピーでしょ、ってことでまずは。
　つまみに煮込み、と行きたいところですがココの煮込みは結構ボリュームがあったので最初からでは重いかということで串焼きを注文。何だか昨日も食べていたような。薄型の液晶TVで夕方のニュースを見るともなく、グラスを傾ける。イイ時間です。
　中(お替りの焼酎)\230を頼み、追加のつまみ。何にしようかと品書きを眺めると、揚げ出し豆腐があります。以前居酒屋の指標ということで書きましたが、揚げ出し豆腐もその店の実力を測るのに適したメニューと言えるでしょう。豆腐の揚がり具合、衣の硬さ、薬味のバランス、そのほかの具材はあるか、あるとしたらそのバランス、そして"つゆ"の味は一番気になるところ。薬味はネギ、大根おろし、おろし生姜が標準的ですが、削り節が乗ったり、モミジおろしが添えていたり、海苔(細切り)が散らしていたり。その他の具材としては、なめこ、揚げたしし唐、ピーマンなんてのが過去にありました。今日の写真、デジカメ不携帯なので携帯で撮りまして、しかも一口つけようとしたときに思い出したので、グズグズの写真で、失礼致しました。
　それで、軽く飲み終えて出るまでにお客さんは思ったほど増えず、やはり値段に敏感な消費者は、なかなか厳しい出だしでした。気の毒で頑張って、と応援したくなってしまいましたよ、錦糸町の『加賀屋』さん！