一夜明けて、晴れ

朝の二条城

 翌朝、起きてカーテンを開けると晴れておりました。昨日とは大違いです。歯を磨いて顔を洗って、冷蔵庫を開けて先ずはビール。今日も旅行ですし、運転がありませんからOK!なのです。350mlの缶を2本ほど空けたところでそろそろイイ時間なので、朝ご飯を食べに行きました。洋食と和食がありますが当然ワタクシは和食。パンは3・4年食べていないのではないでしょうか?
品数も多くて湯葉やかぶら蒸しがあったり、お漬物の豊富さに京都らしさを感じますねぇ。ご飯大盛りを頼んだのに、美味しく頂いてしまって、更に半ライスまで追加してしまいました。ご飯の炊き方が好みだったんです。すっかり満腹になり、部屋に戻り同室の方は先に返り、コチラはゆっくりと旅支度。朝食後は、11時頃の新幹線で帰る組、USJに行くグループ、そして自由行動派は夕方の新幹線で帰ります。ワタクシはもちろん自由行動。ツーリングマップルを携えて、フロントで教わったとおりホテルのすぐ近くのバス停からバスに乗ります。目的地は大丸の近く。勿論歩くことも出来るのですが、昨日の東山からの帰りも地下鉄を使いましたし、路線バスで街の様子を眺めるのも悪くありません。旅先で交通機関を使ってみるのもなかなか面白いものです。それにしても、東京と較べて初乗り料金が高いように感じられました。東京メトロ初乗り\160:都営線\170:京都市営\210という具合。
 昨日の貸し切りバスとは違った味わいで、果たしてどこで降りるのか?と内心チョッとドキドキしながら、優しい運転手さんに教えてもらい無事目的地に到着。少し歩いて辿り着きました、念願の錦市場。京都の台所だそうです。予想よりも細めの通路の両側に沢山のお惣菜やさん、漬物屋さん、魚屋さんなんかがビッシリ。歩いているうちに閉まっていたお店も次々に開きます。とある八百屋さん(普通の八百屋さんというレベルではなくて、野菜屋さんって感じでしたが)で松茸が店の看板になっておりました。季節ですものね。丹波産、\40,000〜岩手産\15,000〜となっておりまして、ワタクシはセロファンの隙間から香りだけ堪能して参りました(ちなみに昨晩の土瓶蒸しは韓国産)。
 少し外れてなかなかいい佇まいのお漬物屋さんを発見。ここが千枚漬けの発祥のお店だそうで。
■大藤
■住所 京都市中京区麩屋町通錦小路下ル桝屋町510
■TEL 075-221-5975
■営業時間 8:00〜19:00
■定休日 元旦
 しば漬けを他所でも探したんですが、結構着色料、添加物を加えたものが多いのですが、ココのはまっとうなもの(茄子、紫蘇、食塩で乳酸発酵)で、当然お買い上げ。ところで最近のしば漬けというのは胡瓜等がメインになっている気がするのですが?と女将さんに聞くともともとは茄子が本当なのだそうで、このお店では当然ながら胡瓜の方は、『きゅうりの』と但し書きがしてありました。
 何軒か他でもお漬物屋さんを覗いて食べ比べにまたもしば漬け、すぐき等を買い求め、重くなった荷物を担いで、錦市場を後にしました。