秋葉原から浅草橋へ

キムチ

 先日の凄惨な秋葉原の事件は本当に驚きましたね。いつも行っているお店の集まる界隈でしたし、当日プールに行った後に自転車で出掛けて夕飯でも食べようかと目論んでいた矢先の出来事でした。しかし当然取り止めましたし、ワタクシは無事なので、もし心配なされていたらご安心下さい。
 (←ブレブレですみません)閑話休題
秋葉原に出掛けた折には、大体家まで真っ直ぐ帰ることが余りありません。今まで半分以上は御徒町・上野方面に流れることが多くて、最近は神田駅方面も探索したりしています。しかし、東側の浅草橋方面に向うこともしばしば。






 先週木曜日も電気街で買い物した後は昭和通りを渡りまして、ガード下の立ち飲み屋『おかめ』さんで一杯。ホッピー中外と枝豆(この日はソラマメ)のお得なセットで\520(通常は中\260外\260豆\150)。いつもより客層の年齢が高いですが、ブルースが程よい音量で鳴らされています。このお店は以前も書きましたが、音楽好きなチョイとコワモテのマスターが経営しているので音楽好きが集うお店なのです。またそういった音楽をうるさいと思う向きは来ないでしょうが、普通のお酒好きの方々も集まるのです。駅からはあまり近いとも言えませんが結構繁盛していて、ワタクシもかれこれ五年近く、思い出した時に通っています。歩き回って来て少し疲れているので中をお替りして、軟骨唐揚げ\260を頂くと夜風に吹かれて、線路沿いを東に向います。
 一つ目の路地には以前蒼龍さんと訪れたことのある、真澄さんがあります。更に進み清洲橋通りを越えると、浅草橋の駅にグッと近くなります。秋葉原の駅から直だと15分掛かるか掛からないかというところでしょう。
 いつもは北側にある『西口やきとん』(初期のにこけんで会場となりました)で一杯引っ掛けるのですが、今回はパス、新規開拓でその時に大繁盛で入り損ねた立ち飲み屋さんを訪問することにしました。平日にもかかわらず、この日もお客さんで店内は一杯です。路上にテーブル代わりのビールケースと板を置いて15・6人はまかなえるようにしつらえています。それでも何とか中にもぐり込めて、とりあえずホッピーがあるのを確認すると早速オーダー。お会計は後からのようです。二階にも席があるらしく上から一階に有るトイレに降りてくるお客さんが居て相当なキャパ(シティ)のようです。
 色々心惹かれるメニューがあるのですが、好物の一つの馬刺しを注文。あっさりした赤身をニンニクとショウガの薬味で頂きます。正直チョッと少なくてビックリしました。他にももつ焼屋さんにしては刺身類が充実していてメニューも豊富です。また店員さんも体格の良いオネエサンともう一人これまた体格の良いオニイサンと二人で切り盛りされていて、厨房は一人か二人(中は未確認)と繁盛ぶりからすると少ない人数ながら注文した料理が遅滞なく出されていてその勢いでコチラも元気がもらえるようです。やや酸っぱくなり過ぎたキムチでお替りのホッピーを流し込み、少し手の空いたオネエサンと少し談笑。混雑したお店にありがちな、おざなりではない好感の持てる対応に心地良くなったワタクシは浅草橋の駅に向ったのでした。