蕎麦は美味しい〜喜峰庵・橋本〜

一応仕事の一環です

 にこけん(日本煮こみ研究会)の最近では『明るい人』という呼び名が定着しつつある方の記事のタイトルに似たタイトルになりました〜
 先週のことですが、仕事の関係で親戚会社に行くことになりまして橋本の方へ行って参りました。八王子ICで降りて国道16号線を南下して、と会社の先輩と連れ立ってカーナビの指示通りに。この先輩は以前にも申し上げた蕎麦好きの方。昼は当然、どこかその辺りで美味しい蕎麦を食べようということになり、探しておくようにとの厳命(謎)が下されました。ネットで予め探して見ると上位表示されているお店の評判を読む限りではあまり期待できなさそうだなぁと、思っていたのですけれど、目的地のすぐ近くに、意外に良さそうなお店を発見したのです。一通り仕事を終えて丁度お昼時、早速そのお店に向かうことにしました。
 『喜峰庵(看板の喜の字は七が三つ)』というお店です。都内ではありえないほどの広い駐車場で、25台収容、送迎バスもあるそうです。
 店内は入ってすぐにカウンター、奥にはテーブル席、更に奥には大人数の収容できる広間がありセッティングされていました。実際後から団体さんが送迎バスで連れられてきて、別口からそこへ誘導されていました。注文したのは先輩が天麩羅と菜飯のついたお得なセットメニューとワタクシはもり蕎麦を二枚。注文を済ませてトイレに行って戻ってくると、ほぼ間を置かずにやって来ました。
 まずはワタクシのもり二枚¥750x2。細打ちの麺はサラリと盛られていて二枚にして丁度いいぐらいです。








 お運びのオネェサンが消えたかと思うと再び現れてセット¥1.350(1,450?)を持ってきました。時間にして注文してから5分ほどでしょうか、これは記録的に早いです。(例のお店は混雑していなくても15分ほど掛かったような気がしました。)
 天麩羅は、海老、白身の小魚(鱚ではない)、イカ、かぼちゃ、茄子、しし唐というラインナップ。イカを分けてもらいましたがアツアツでカリッと揚がっていてとても良い感じでした。
 肝心の蕎麦は香りも良く、つるつるとした喉越しにコシのある歯応え。ツユは甘からず辛からず、丁度良い塩梅です。昆布と鰹節の出汁で癖のない誰にも好まれる味だと感じました。ちなみにワサビはすりおろした本山葵。これはポイント高いです。確かにもり蕎麦一枚手打ちとして¥750は標準〜やや高めだと思いますが、この内容なら満足できます。
 メニューは温かいのから冷たいのまで豊富に揃い、蕎麦も江戸前という二八(三七?)蕎麦、更科蕎麦、十割蕎麦と選ぶことが出来ます。
 総合的には、こうした大きいお店(席数78)では過去にあまり満足したことはなかったのですけれども、こちらは久々のヒットという感じでした。