Straight from the heart/Patrice Rushen

 当ブログにも記録として残している通り、年間に数十枚から100枚近くのCDを購入しております。買った当初はヘヴィ・ローテーションとしてCDプレイヤーのトレイに乗る回数も多いのですが、数週間(大体は2週間程度)の期間を置いて、CDコレクションのラックに収まることになります。これは誤ってCDケースを踏んづけたり、上に何かを落としたり、こぼしたり等の危険を避けるためです。ラックには左上からアルファベット順(洋楽が99.9%を占めるのでアーティストの姓名、もしくはバンド名順。theは除く)に並べていますから、探すのにはそれほど手間取らない手筈になっております。しかしながら一旦ラックに収まると、余程気に入るか印象に残るものではない限り、埋もれてしまう危険性も孕んでいます。
 今日もアマゾンのサイトを覗いていて、不意に思い出したのがこちら。
Straight From the HeartStraight from the heart/Patrice Rushen R&B・Funk・Dance

  1. Forget Me Nots
  2. I Was Tired Of Being Alone
  3. All We Need
  4. Number One (Instrumental)
  5. Where There Is Love
  6. Breakout!
  7. If Only
  8. Remind Me
  9. (She Will) Take You Down To Love
  10. Forget Me Nots (12' Version)
  11. Breakout! (12' Version)
  12. Number One (Instrumental) (12' Version)
  13. Forget Me Nots (Single Version)
  14. Breakout! (Single Version)

 キャッチーなメロディラインと、切れの良いリズムが織り成す#1の『Forget Me Nots』からグイッと一気に引き込まれます。
Forget Me Nots by Patrice Rushen
ハンドクラップが良い具合に効いていますね。ちなみにこの曲はWill Smithの"Men in Black"でのタイトル曲にサンプリングされています。
 このアルバムには他にも聴きやすい曲、どこかで聴いたことがある曲が並んでいるかもしれません。インストナンバーの"Number one"もダンサブルな佳曲です。

 この曲のヒットがあって、彼女が再び脚光が浴びることになったともいえます。ただデビューしてからかなりの経歴を積んできているミュージシャンだそうで、元はJazzをずっとやりたかった人だそうです。PianoやSyn.、Key.をプレイしつつVo.を取るようになり、ポップな方向にシフトしたそうです。ピアノのプレイも実に綺麗なフレーズで、映画の"Waiting to exhale(邦題:『ため息つかせて』)"のサントラ盤の中に収められている曲で"And I gave my love to you" by Sonja Marie

 この曲でも彼女(Patrice)のピアノがフィーチュアされています。他の収録曲も豪華な布陣で、良い曲が揃っていますのでこちらのアルバムも是非聴いてもらいたいものです。

Waiting To Exhale: Original Soundtrack Album

Waiting To Exhale: Original Soundtrack Album

以前も取り上げたことがあるこちらのアルバム
SignatureSignature/Patrice Rushen R&B
はまた、時代も変わり、弾けたようなダンスナンバーではなくしっとりした曲が並んでいますが、技巧に走ったのではない聴き馴染みやすい好盤、こちらもおススメの一枚です。