木は水を吸います

 毎朝の食事はこの数年パン食ではなく糠漬けを漬けているせいでご飯食ばかり。食べた後慌ただしく出掛けていく、という訳ではなくお茶をもう一杯*1PCを眺めながら飲んでから出掛けるので洗う時間がないとは言えないのです。しかし、大体において食べ終えた食器をキッチンに置いて水を掛けて置き、帰ってからまずひと洗いすることが多いのです。特にご飯茶碗は粘着質の米が乾いてくると今度固化し始めているので水に浸けておくと洗いやすさが違いますね。ということで、ご飯茶碗の中に水を貯めて、その上に味噌汁のお椀を重ねることが多いのですけれども、たまたま大きさの似通ったものがあって、水が少なかったりするとピッタリ張り付いて取れなくなったりして窮地に陥ります。まぁ大抵はご飯茶碗をお湯で温めてやればいいのですけれども。
 先日買ったばかりのお気に入りの木のお椀でその悲劇が起こりました。たまたま水の加減を見ないで重ねあわせたご飯茶碗がピッタリとくっついてしまっていたようなのですが、帰宅し早々に洗おうとしていると何だか変な感触、そして音がくぐもっているのです。何じゃこれは、と思いながら確認してみるとひびが入っているどころではなく完全に割れが入っています。
 木のお椀にも塗装が施されてはいるのですが、水分を吸って膨張しそのままピッタリくっついたご飯茶碗を押し広げて破壊してしまったようなのです。

 よく見ると割れは二本入っていてもう完全にお陀仏です。以前に同じ茶碗を購入してしまった顛末を記事にしましたが、同じ茶碗が二つあったのですけれども、3週間ほど前に重ねておいた他の食器を取ろうとしたら、カチャンという音と共に他の食器にぶつかりあえなくひびが入ってダメにしたばかり。これで立て続けに二個お陀仏。あまり気に入っていたとは言えないものの、やはり続けて茶碗二個を壊すのはショックですねぇ ヽ(;´Д`)ノ

 木のお椀は塗装してあっても条件によっては水を吸うことがあるので気をつけましょうね@自分。

*1:起き抜けに身支度を整えてから一杯飲むのが習慣