何だかヘン

害虫?

 先日の記事で読んだ本の記録を付けていたけれども、どうももっと読んでいるような気がして府に落ちなかったのですが、その後思い起こして後2冊ほど読んでいることを思い出しました。

ロードサイド・クロス

ロードサイド・クロス

ロードサイド・クロス/ジェフリー・ディーヴァー
 今一番気に入っている作家のひとりに数えるJ・ディーヴァー。今回の作品はリンカーン・ライムシリーズではなく、キャサリン・ダンスを主人公としたシリーズ。物語の端っこの方でリンクはしているんですけれどもね。主人公の母親が逮捕される件は、何の意味があるのか最後まで伏線として注意して読み進めていたのですがナンノコッチャよく判らない結末で、物語自体にはあまり影響を与えていないようでした。物語の中心となっているのはチルトンレポートなるブログを主催しているブロガーと、そのブログの記事に対するコメントをした者に対しての殺人事件が引き起こされていくという展開。このブログ自体は実在しているようで*1、興味のある方はこちらをクリック
 話はあっちこっち飛んで最後には収束していくのですが、先述したとおり病院に勤める看護師である母親の逮捕と、警察内部での政治圧力などの件はあまり良い印象を抱きませんでした。また恋人、もしくは恋人候補との揺れ動く主人公を描くシーンは、このシリーズの魅力をアップさせるどころか半減させてしまっているんじゃァないかと。バツイチで子供を二人抱え、仕事はバッチリできるのにそちらの方面では男に飢えているかのような描写は頂けませんな。
オデッサ狩り (創元推理文庫)

オデッサ狩り (創元推理文庫)

オデッサ狩り/テッド・オールビュリー
 初めての作家でしたが、古本屋で見掛けて\105で購入。一人で飲みに行く時詰まらないお店に入ってしまったら、こうした本があると良いものです。実際この日は詰まらないお店に入ってしまいました(涙)。
オデッサ・ファイル (角川文庫)

オデッサ・ファイル (角川文庫)

 タイトルにあるように『オデッサ』という言葉に惹かれて購入したのですが、『オデッサ』といえば『オデッサ・ファイル』/フレデリックフォーサイスを思い出します。
 『オデッサ』のそもそもの意味は知らなかったんですけれども、本書(オデッサ狩りの方ね)では、幹部級ナチのグループの名称だとか。愛する夫をそのメンバーに殺害された女性の主人公が復讐を誓い、殺人の修行をして一人また一人と…。細かいぶぶんでまだ食い足りない感じは否めませんでしたが、まぁそこそこ面白かった一冊。
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 さて今日の本題。先日もじゃがいもの花が咲いたので喜んでいたのですが、どうも花の周り、そして葉っぱ自体にも変な物がくっついています。モノなのか、虫なのか、よく分かりません。ブツブツしたもので緑色や茶色と、せっかく接写しても邪魔だし不気味な感じ。ウェブで調べても判然としないのですが、アブラムシかも?ということで、対策として酢を薄めた液体を霧吹きで吹きつけてみました。虫にしては動かないのですけれどもね。

 裏から見たところ。何だか嫌な感じでしょう?この対策が効けばいいんですけれど。

*1:ブログと言えるのかは謎。コメント欄自体がない。スクロールしていくとジェフリー・ディーヴァー自身の名前が出てくる。