京浜東北線沿線を巡る会〜赤羽その2

tominxanadu2011-12-21

 丸健水産でおでんを堪能した後は、まるます家さんを名残惜しく眺めながら(やはり空いていなさそう)、OK横丁へと移動する我々三人。

 ここの通りは今では少なくなってきている魅惑の横丁なんですよね。

 どちらのお店も、こじんまりとした佇まいながら、食指が動かされるお店の数々が綺羅星のように・・・(;・∀・)。とは言いすぎですかね(^_^;)。

 その中でも大きめのお店がこちらの八起さん。
 二階にも席がありそうですが行ったことはありません。やはりここでは一階席の喧騒に揉まれるのが本筋というものでしょう。
 三人で金曜日のそれも20時前後と条件は悪いのですが、ちょうどうまい具合に入り口付近に席が確保できました。

 下調べには余念の無いぽぱいさんがこちらの名物を的確にチョイス。うーん、どんなのが来るのか楽しみであります。

 カブト¥500と呼ばれるこちらは恐らくは肉を甘辛いタレで炒め煮にしたもの。煮なのかは不明ですが炒め、にしてはややツユっぽいですね。これは少し濃いめで御飯のおかずにも合うかもしれません。甘さの好みがありますけれどもね。

 お次に運ばれてきたこちらのカシラ炒め¥480の方が三人一致でそのピリ辛味が気に入りました。似たような感じの料理ですが性格はかなり違います。にらも入っていてスタミナ料理の系譜に位置する料理です。カブトとは肉の部位が違うように感じました。これはお酒が進みそうな感じです。ホッピーが置いていないのがつくづく残念。

 これも名物のチャーメン¥390。チャーは炒飯でも使われているように、炒めるという意味で、メンは麺だと思うのですが、一切麺は入っていないモヤシ炒めです。これも一人客なら結構食べ甲斐のある量の一品。他に焼き物と餃子も頼んでビールと酎ハイ、トータルで¥4,700ほどとリーズナブル。お店も活気がありますし赤羽で他の有名店が入れない時の『駆け込み寺』とでも言える懐の深いお店、それがこちらの八起さんです。(まだ続く)