In the court of the Crimson King&Red 再掲

In the Court of the Cr..

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Red: 30th Anniversary Edition

Red: 30th Anniversary Edition

Rock・Progressive・70's 
 いつ見てもインパクトの強いジャケットです。一枚目と、70年代のクリムゾンの最後の作品で、一貫性はありません。一枚目は五人で始まり、メンバーが目まぐるしく入れ替わり、最終的に三人になった(ゲストで他のミュージシャン(元のメンバーが演奏している!))そうですが、この写真は合成だとか。とてもピリピリしていて一緒に顔合わせなどできなかったそうでありまして。JourneyにしてもRoxy Musicにしてもこう言うの多いですね。Steely Danに至っては最終的に二人だし。
 今日の変更点。
 スピーカーは鉛で自作した4cmぐらいの大きさで高さ2.5cm程の円柱のインシュレーター三個で床から浮かしていたんです。振動を伝えてはいけないというのが鉄則らしいので。オーディオの世界の常識とでも言いましょうか。昔、コンクリートのブロックの上なんかに乗っけているオッサンが居ましたでしょう?そんな人がまだ居たらお目に掛かりたいものですが。その当時はそれが良いとされていたりする『常識』なんですね。しかし、人の性格も千差万別、それぞれの環境も違うので、それが全て当てはまるわけではなく、そんな常識に外れたことをやって上手くいったという記事を読みまして、ふと思い立ちました。そのインシュレーターを外して、代わりに50円玉3枚を挟んだのです。前の角に2枚、後ろに1枚。取り払うと少し下がりました。とは言っても、フローリングの上にはコンパネで作った60cm角の板(約二十㌔)の上にスピーカーが乗っています。正直言って、ここの所の不満点は、ウーファーは大きい割りに低音感が弱いような気がしてならなかったんです。Jazzの太い低音やヒップホップ系のブラックミュージックは上手くなっていたんですが、肝心のロック系が弱かったんですね。で、歯切れが悪くなるかと思ったんですが、意外にも50円玉が効いたのかそう悪くないですね。2.5cm程の円柱の高さが無くなった分、回り込んでいた低音が、逃げ場を失って「シャーねーなー」とばかりに出て来たみたいで。
 音が変わることと、良くなることは別のこと、と何かの記事で読みましたが、今日のところは良いみたいです。
 最初に挙げたキングクリムゾンの一枚目なんかは、Bassの音がモッコりしていて、あまり良い音ではないんですけど、結構楽しめました。高音域に関しては、年末に購入したJBLの2405HがやはりFT96Hに較べると随分なグレードUPになっていて、シンバルの低い音なんかの響きにも好影響を与えているようです。
 昨日も言及したMarantzのDA55というアンプはグぐってみたりすると、カラオケ用のアンプということで、あまり評価をしている人が(記事が)無いんですが、サーッと言うノイズに関しては、デジタルアンプの特徴だからしょうがないという結論のようです。アースを取ってみるとか、電源の見直しをしてみるとか、果ては中の配線をやりかえるとか、皆さん凄い事やっていますね。ただ、元気の良いスカッとした音の音作りを活かす為にあえてノイズを消さないそうなのです。
 で、『クリムゾンキングの宮殿』を聴いていると段々ハマってきて、『RED』を聴いてしまい、そのオープニングのG.の音に悶絶。これは、間違いなく名盤です。最初のころはHR/HMが好きなので、#1、2、3ばかり聴いていましたが、これは最後のエンディングの盛り上がりにまた悶絶!なのでした。