ラー油を作ること

 休みの朝、二日酔いで起きることほど憂鬱なことは無い。昨日は・・・?と飲んだお店を思い出しスッと出てくるぐらいなら二日酔いはしていないはずだし、思い出せないぐらい飲んだからこその結果なのです。
 それにしても、ネットをしながらPCの画面を見るのも辛くなるぐらいなのに、起きていると次第に空腹感を感じてきて、そういえば『そば』用のつゆを作ってあったなぁ、早く使い切らないとダメにしてしまうし。そうだ、サッパリとモリそばにしようと、袋の中のそばを確認すると一束(乾麺)。やはりそれでは足りないので、近くのディスカウントショップにGO!
 開いたばかりの店内は客の姿もまばらで、何か欲しかった物を買い忘れていないか、記憶を辿りながらさして広くも無い店内をウロウロ。
 さて、豆腐のパックを一丁つまみ上げ、隣の冷蔵庫を見ると賞味期限の迫っている餃子のパックがあり、水餃子にしてもいいなと思いつつ、水餃子はやはり皮から作ったほうが美味いし、やはり手軽に焼きで、と購入。
 しかし、わが家には買い置きのラー油がありません。然るに大量に保有している七味・鷹の爪のストックから自作するのです。

  1. 鷹の爪は冷蔵庫内で完全に乾燥させておく。
  2. 陳皮(ミカンの皮)、柚子の皮も天日にさらした後冷蔵庫内で乾燥。
  3. すり鉢に手で砕き入れ、すりこ木で静かに砕いていく。
  4. 胡麻油、もしくはサラダオイルを弱火で熱し、砕いた物をいれてしばらくかき混ぜる。
  5. 適当なところで(五分から十分)で刺激的な香りがしてくると思うので、火を止め。何か耐熱性の容器に移すか、移す必要が無ければそのまま放置。
  6. 冷めたら何か適当なガラスのビンに保管。 

{注:3の後、手をしっかり洗わないと、顔、特に目の辺りを触ると大変なことになります。多少むずがゆくても我慢しましょう。(ワタクシは鼻の辺りが痒くてかいたら、もっと痒くなりました。恐るべし唐辛子パワー。)}
唐辛子類の入れる物は、他にはネギ、ニンニク、ショウガ(これらは生でみじん切りに。この場合は水分を含むので油の跳ねにご注意。)、をお好みで。ワタクシは出来上がってから花椒(ホアジョウ)と呼ばれる中国の山椒を入れました。ただ単に入れ忘れただけですけど。
 人によっては内容物を一旦水で練ってから、と言う人もいるし、先に乾煎りして後から油を入れるという人もいますが、色々なやり方があるのでしょう。
 思ったりも簡単に出来ますので自家製ラー油はおススメですよ。